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虐待成分全くなし なので、虐待を期待している方は読まれないほうがいいです。 最近、家に新しいゆっくりが住み着き始めた。 短い金色の髪に赤い小さなリボン、あまり見る事のできないるーみあ種の子供だ。 今は花に留まっている蝶に狙いを定めている。が、飛び付こうとしたるーみあを嘲笑うかの様にフワフワ蝶は跳んで行った。 結果、るーみあはそのまま蝶の止まっていた葉に突っ込んで動かなくなった。 「…だめなのかー」 切羽詰ってるんだかないんだか、うつ伏せのままるーみあは呟く。 こいつも一応捕食種に分類されている筈なんだが、狩りが凄い下手なのだ。 初めて会った時も、こいつは庭の柵の前で寝転んでいた。 理由は、呆れる事に腹が減っていたからだ。 まりさはともかく、のんびり屋のれいむにだって食える蝶をいまだに食べれないで追っかけまわしているゆっくりなんてこいつくらいだろう。 家の中にいるめーりんに教えを請えばこいつの狩りも上達するんだろうが、こいつは夜行性。めーりんは夜遅くに起きている所を見たことがないから無理だ。 じゃあゆふらんを呼べばいいだろうがと友人は言ったが、ふらんは手足があるのでるーみあの参考にはならない。それに今は散歩に出かけていないし… 結局、こいつは一人で頑張るしかないのだ。 「ほれ、どうせ獲れないんだから飯やるよ」 俺は帰り道に買ってきたチーかまの封を開けて一本取り出し、先っぽを鋏で切り落としてビニールを剥いて差し出す。 だが、るーみあは寄ってこない。 「どうしたんだ?」 るーみあに声を掛けると、のんびりとした返事が帰って来た。 「るーみあだっておにいさんにたよらないでごはんをとるのだ~」 そういって再び蝶に飛び掛る。 でも、結果はさっきと変わらない。 けれど、るーみあが頑張ろうとしているんだから見守ろうと思い黙って見る。 「ちょうさんまつのだ~」 捕食種らしくないのんびりとした声。 これがゆふらんだったりすればもっと迫力もあるのだろうが、るーみあのそれは小さい子供が蝶を追いかけるそれと変わらない。 結局いつまで経っても捕まえられず、蝶はどこかへ行ってしまった。 後には、色々な所に突っ込んだせいで土で汚れたるーみあが残された。 「ほら、もう意地になってないでこいつを食えよ」 るーみあを持ち上げて隣に移動させ、剥いたままだったチーかまを差し出す。 でも、るーみあは食べようとしなかった。 それどころか泣いているではないか。 「そんなに蝶を捕まえられなかったのがショックなのか?」 俺の言葉にるーみあは体を横に振る。 「ちがうのだ… るーみあはこのままじゃいけないのだ…」 「いけないって、何がだ?」 聞き返すと、るーみあはポツリポツリと答え始めた。 「るーみあは… このままおにいさんにあまえていたらだめなのだ…」 「なんでだ? これからゆっくり餌を獲れるようになれば良いじゃないか」 「おにいさんのめいわくになるから… じぶんでごはんとれるようにならなきゃだめなのだ… おにいさんにすてられたら… ごはんとれなきゃいきていけないのだ…」 「俺は捨てたりなんかしないぞ? それとも、お前は誰かに捨てられたのか?」 俺の問いにるーみあは体を縦に振る。 「本当なのか? お前、親に捨てられたのか?」 「ちがうのだ… るーみあはおかあさんのことよくおぼえてないけど… そだててくれたおかあさんがいるのだ…」 「それで?」 「るーみあはまりさとれいむのおかあさんにひろわれたけど、おいだされたのだ…」 「追い出された?」 「そうなのだ… るーみあはおかあさんたちに『せっかくひろってやったのにぜんぜんごはんとれないんじゃいらないよ』って、そういわれたのだ…」 言われた時の事を思い出したのか、るーみあはポロポロ涙を流している。 おそらく捕食種だからって理由でそのれいむとまりさはるーみあを利用しようとした。 れいむやまりさ等の普通のゆっくりにとって、捕食種は絶対的な存在だからだ。 きっと捕食種であるるーみあさえ居ればもっと簡単に餌を集められると二匹は考え、るーみあを拾ったのだ。 しかし、るーみあは普通のゆっくりよりもどんくさい種である。 満足に餌も集める事ができないと理解した二匹は、食い扶持が増えるだけと判断して追い出した。 大方こんなところだろう。全く、大人のゆっくりが子供を利用しようとするなよ… 「なあ、るーみあ」 「うぅ…」 泣いているから声は小さいが、気にせず俺は言葉を続ける。 「確かにお前は駄目な奴だよ」 「わかっているのだ…」 「れいむにだって簡単に獲れる蝶を自分じゃ獲れないどんくさい奴だし、野生にこのまま出たら間違いなく飢え死にだろうな」 「ごめんなのだ…」 俺の言葉によって涙の零れる量が増えていく。 落ち込ませるのはここまでだ。 「でもな、育ての親のゆっくりはお前を捨てたかもしれないけど、俺は捨てないよ」 「でも、でも…」 「お前はまだ子供だから今は全然獲れないだけで、いずれ大きくなればきっと獲れるさ」 「ほ、ほんとうなのか?」 たった一言で涙声から段々元の声に戻ってきている。元気が出てきてなによりだ。 「ああ、お前はまだそんなにたくさん跳ねれないだろ? でも、体が大きくなれば勢いよく跳ねれるようになる。だから、さっきの蝶だって簡単に捕まえられるようになるさ」 「そーなのかー!!」 俺の言葉に希望を見出したのか、るーみあは嬉しそうに口癖の『そーなのかー』を口に出した。 さて、喜んでくれたんなら飯をやるか。 「さあ、今はとにかく一杯食べて大きくなれよ」 「わかったのだ!!」 差し出してやったチーかまをバクバク食い始めたので、二本目のチーかまを出してやる。 ああ言ったけれど、俺にはこいつが本当に立派な捕食種になれるとは思えなかった。 でも、どこかで化けるかもしれないとも心の隅で思っている。 「おにいさんもういっぽんほしいのだ~」 俺の考えてる事なんて全く分かってないるーみあに三本目を渡してやる。 まあ、今は見守ってやろう。 暗い森の中、飛んでいた私はれみりゃに追われている二匹のゆっくりを見つけた。 跳ねながら口論をしている器用なれいむとまりさだ。 興味があったので、ちょっとだけ高度を下げて耳を傾ける。 「まりさがるーみあをおいだすからおとりがいないんでしょ!! どおしておいだしちゃったの!!」 「そんなのしらないんだぜ!! えさをとれないあいつがわるいんだから!!」 「そもそもるーみあをつれてきたのだってまりさでしょ!! 『こいつがいればらくできるぜ』なんていってたのにるーみあはぜんぜんやくにたたないし!!」 「まりさはれいむをらくさせるためにつれてきたのにそんなこというのはひどいんだぜ!!」 「らくできないのはまりさがえさとるのがへただからでしょ!! やくたたずなまりさがれみりゃにくわれてね!!」 「いやなんだぜ!! そんなこというれいむがしねばいいんだぜ!!」 醜い言い争いを繰り広げていた二匹は、後ろにれみりゃがいるのに体当たりを仕掛け始めた。 後は追いつかれて食われるだけだろう… 話の内容を聞く限りあいつらは碌な奴じゃない。 ああいう奴がお母さんに意地悪するんだから、助けなくてもいいだろう。 私は羽を動かして高度を上げる。 今日の夜の散歩はもう終わりだ。 後ろからゆっくり二匹の悲鳴が聴こえてきたが、興味がないので無視する。 そういえば、今日あの子は自分で虫を獲れただろうか? 最近住み着いたるーみあの子供。自分に妹ができたみたいで正直嬉しい。 今はまだ小さいから無理だけど、いつか一緒に夜の散歩を楽しみたいな… 終 こんな駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます!! Takataさんのゆっくりいじめ系58 ゆっくりるーみあを読んでから、どうしても書きたかったるーみあをやっと書けました!! 勝手に書かせてもらいTakataさんごめんないさい。 今回書いたの切欠は、落ち込んでる子に追い討ち掛けてから励ましてやって、それで元気になったら可愛くないだろうか?という単純な理由です。 皆さんはどうでしょう? 自分は可愛いと思います。 個人的にるーみあの中身はチーズドックの中身のチーズです。 だから男がるーみあにあげた餌もチーかまにしました。 ちなみに、今度から某所で名前を頂いたので名乗らせていただきます。 名前は『大貫さん』です。 最初は音声変更の人でしたが、後書きをカタカナで書かなければならないので『大貫さん』にしました。 これからもよろしくお願いします!! 最後に、本当に読んでくださりありがとうございます!! 御目汚し失礼!! 書いた作品 ゆっくりいじめ系352 虐められるゆっくり ゆっくりいじめ系382 ある馬鹿なゆっくりの話 ゆっくりいじめ系394 きめぇ丸 ゆっくりいじめ系421 めーりんとこうりん ゆっくりいじめ系488 ゆっくり飼ってます ゆっくりいじめ系497 携帯でチマチマ書いてみた ゆっくりいじめ系571 みんなで食べよう ゆっくりいじめ系572 きめぇ丸その後 ゆっくりいじめ系596 ゆこまち ゆっくりいじめ系611 どこで何が狂い出したのか… ゆっくりいじめ系628 鳩と餌と糞 ゆっくりいじめ系793 誰かがやらねばいけないこと ゆっくりいじめ系823 小ネタ7 幽香×ゆっくり系9 ある馬鹿なゆっくりの話2 ゆっくりいじめ小ネタ125 虫眼鏡 ゆっくりいじめ小ネタ128 ゆっくりが大好きだ!! ゆっくりいじめ小ネタ140 ガラス
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※妄想シーンがあります ※お兄さんがキモく、ウザくなります ※ゆっくりが木から生えます 「ゆっくりが実る木」 ある家の玄関に種が入っている袋が落ちていた。 「うん?」 何じゃこりゃと袋を拾い上げるお兄さん。 すると種のほかに紙が置いてあった。 「この種を植えてください 追伸 おなかがすいているのであればこの木から育った実を食べてください」 それしか書いてなかった。 「へぇ・・・ なんかの果物か? ちょうどいい、腹も減ってるし、金もないから、植えてみるか。」 早速中庭に種を植える。 水とか肥料はバッチリだ。 「へへ、そう簡単にならないのは知ってんだよ。 ま、気長に待ちますか。」 実はこの男、前に木を育てたのだが一ヶ月足らずで駄目になってしまった経験がある。 そんなことは関係ないか。と思い家の中に入る。 そして夜。 何か変な音がした。 「何だ?ゆっくりが忍び込んできたか? いや、違う。ゆっくりがこんな時間帯にくるはずがない。」 なんだってんだよー、ったく と思った後、外を見つめた。 すると植えたはずの木があっという間に育っているではないか! 「な・・・なんじゃこりゃアアアアあアアアアあアアアアアアアアアアアアアアあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 しかも立派に育っている。 「やばいってこれ。夢だよ、夢だって、そうさ!いつだってッ!!」 とあわてて家の中に戻り 布団に飛び込む 「だからお休みー」 布団を再びかぶり眠りにつく。 で、翌日。 ぱっと目を覚ました俺は中庭を覗いた。 すると目の前にあったのは・・・ やはり立派な木だった。 「何で夢じゃないのおおおおおおおおお!!!」 ゆっくりのような悲鳴を上げたお兄さん。 さらによく見るともう実がなっている。 「はぇぇ・・・はぇぇよぉ・・・」 この木の成長振りにびびるお兄さん。 よく見ると、その実はどこかで見たような気がする形だった。 「なんかこうウザい感じがするな・・・」 はぁーと、溜め息をした次の瞬間。ぷちりという音がした。 「ん?何の音だ?木の裏側っぽいな、見てみるか。」 と覗くと、黒い髪に赤色リボン。これってまさか・・・ 「ゆっきゅりちていっちぇにぇ!」 一口サイズの小さなゆっくりれいむだ。 「さっきまでいなかったはずのれいむがなぜここに・・・ まさか!」 お兄さんは木の実を見る。 よく見ると、ほかの木の実には黒い帽子、カチューシャ、猫耳帽子、ナイトキャップなどがついている。 これでもう明らかになった。 この木はゆっくりが実る木。 「なんてこった。 俺は大変なものを・・・ あ。」 お兄さんは懐に合った紙を取り出した。 『この種を植えてください 追伸 おなかがすいているのであればこの木から育った実を食べてください』 と書いてあった。 食っていいから大丈夫だよなと思った俺はまりさと思われる実に手を伸ばす。 「よし・・・」 と実をくいっと引っ張った。 すると実は簡単に取れた。 まりさは悲鳴を上げることもなく絶命した。 次に帽子をぽいっと捨てる。 「ゆぅ~にゃにしょれぇ?おいちいにょ?」 と木の実から生まれたれいむがたずねてくる。(以下実れいむ 実まりさなど) 「ん~どだろ。」 ぽいっと口の中へ放り込む。 味はいまいち まだ成長が未発達のせいかそんなにおいしくなかった。 「これ以上増えてもらってはこまるな・・・ 何かいい策はないもんか・・・」 と頭を抱え悩みこむ。 するとお兄さんの家の近くから声がした。 よく見ると一人のお兄さんがれいむとまりさを籠につめ歩いているところだった。 「何してるんですか?」 と問いかけると、お兄さんは苦笑し。 「お前知らないのか。 こいつらを加工所に売り飛ばすんだよ。 そうすりゃ金になる。」 「かごうじょいやあああああああああああああああああ!!」 加工所という単語を聞き暴れるれいむとまりさ 「るっせーな、今楽にしてやるから覚悟しとけ。」 なんてやり取りの後お兄さんはすたこらさっさと逃げていった。 サイドビジネスの予感。 お兄さんは将来の自分を想像した後、とんでもないことを考えてしまった。 「いや、待てよ。 ぽんぽーんと連れて行ったら怪しいって思われて家宅捜索されるんじゃ!?」 創造というよりモロ妄想である サイドビジネスはあきらめた。 金を渡す加工所の気持ちも少しわかった気がする。 「そうだ!木!」 俺はあわてて庭の中へ。 すると実がぽろぽろ落ちてきている。 そしてお兄さんのほうを向いて 「「「「「「「「「「ゆっきゅりちていっちぇにぇ!」」」」」」」」」」 オウ、ノーもう生まれてる。 しかも十匹近く。 でも、こいつらを飼うわけにはいかない 野生に離してもれみりゃが現れるだけ。 どーすんのよ。 殺しまくってストレスを処理しても ぽんぽん増えるやつだから飽き飽きになるだろう。 なので。 数週間後。どこかのマンション トントンとドアのノック音がする。 「うるせーなぁー朝から。つーかチャイムがあるからそれ押せよ。 どんだけレトロな人間だ?お前。」 「すまないなぁ・・・お前が一流の虐待お兄さんとして折り入って頼みがあるんだ。」 「はぁ?」 「友達のよしみってことで・・・ こいつら全部殺してもかまわないぞ」 と差し出されたのは大型サイズの籠にゆっくりたちが無造作に押し込まれている。 「んな!何匹いるんだよ!こいつら」 「んー、50匹くらいかな。」 「キャッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」 友達が歓喜の声を上げる。 「まさかこんなにゆっくりを大虐殺する日が来るとは!!」・・・と。 「あ、こいつら5000円な。 あと前に貸した10000円返せ。 それとこのことは誰にも言うな。」 すると友達はマッハの速さで財布を持ってきて。 15000円を渡した後、強くドアを閉めた。 「・・・いよっし!」 とお兄さんはルンルンと笑顔で帰った。 つまり加工所ではなく友達に売り飛ばせばいい。 秘密にさせておけば家宅捜索なんてないんだぜ!(モロ妄想です) そんな簡単なことに早く気づかなかったんだろ。 なんて思いお兄さんは家に帰る。 そして家に帰り木の本へ戻るお兄さん。 実ゆっくりたちのお帰りコールがあったので適当に返事をし木の本へ行く 「やっほ~ぅ。わがいとしのきよぉ~ かえったぞぉ~」 とでれでれと戻ってみると新しい実が実りつつあった。 「おお、金が実る。金が実る。」 お兄さんは次から次へと実を確認しました。 「おお、今日はちぇん・・・みょん・・・ おお、れみりゃだ。 フランまで。 むふふ・・・ お兄さんはうれしいどぉ~♪」 思わずれみりゃの真似をしたお兄さん さらには踊りまで真似する始末。 「うっうー♪うあ♪う・・・うん?」 お兄さんが何かに気がついた。 見たこともない実がはえていたのだ。 すると近くにいた実ちぇんが現れ実を見るなり 「ら・・・らんしゃまあああああああああああああああ!!」 「・・・は?」 「らんしゃまだ!まちがいないよ-わかるよー」 「なにいってんだここにらんがいるわけ・・・」 といい木の実を見ると 確かにいた。 らんがいた。 他にもゆゆことか、えーりん、ゆかりとかも生えていた。 「てかえーりんがここから生まれてもいいのか!?」 なんてお兄さんは思っていたがそれはどうでもいいとして。 まさに希少種のラッシュ。 売れば相当の金額になるだろう。 あと、どうでもいいができればゆゆこは早く生まれてきてほしい お兄さんのほしいゆっくりランキングナンバーワンだからだ。 お兄さんはルンルンとしていた。 まさかあの木からゆゆこが生まれてくるとはと。 翌日には生まれてくるんだ。 楽しみだな・・・ そして翌日。 お兄さんはウキウキしていた。 早くゆゆこうまれねーかな。 その隣にはちぇんがいた。 早くらんしゃま生まれないかな。 お互いはそんなことを考えていた。 すると実がゆれる。 ついに・・・ついに・・・ ゆゆこが(らんしゃま)が生まれるんだ! 実がぽとりと落ちる。 生まれてきたのは・・・ 「どうも、ゆっくりしていってください わたしはきよくただしい きめぇまるです」 きめぇ丸だった。 場の空気が凍りつく。 ついでにきめぇまるは生まれてきてから言語能力が発達しており生まれたにもかかわらず成体ゆっくりに近いような話方をする。 「なんでらんしゃまがうまれないのおおおおおおおお!?わからないよおおおおおおおおお!?」 ちぇんが半狂乱になっている。 「大丈夫だ!落ち着けちぇん!次こそはらんが生まれるって!多分!!」 「ゆ・・・そうだねーおちつくよー」 (さぁこい!ゆゆこ!!生まれたらお兄さんとゆっくりしようね!) お兄さんはそう思い妄想を開始した。 それはお花畑じゃなくてゆっくりたちのゆっくりプレイス 俺はゆゆこと手(?)を取りながら嬉しく虐待をしていた。 「あはははははははは・・・」 「こぼねー」 ゆっくりたちを踏みつけ、蹴飛ばす俺。 ゆっくりたちを容赦なく食らいまくるゆゆこ まさに俺の人生薔薇色! かもぉーん!ゆゆこ!! しかし、木に変化が起きた。 木が見る見ると枯れ、木が朽ち果ててしまったのだ。 当然実は栄養を受け取ることができなくなり黒ずんでしまった。 らんも、ゆゆこも。 「「うっ、うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 すると玄関近くにチャイムの音が 「はい・・・」 それは郵便局の人だった。 「いたいた。実はあなたにこれを渡すように頼まれまして。では。」 一通の手紙を渡した後、郵便局の人はバイクにまたがり去っていった。 その手紙には 「遅れてすいませんでした。 この木はゆっくりを実らす木ですが 一ヶ月たつとかれてしまいます。 お手数をかけすみませんでした。」 と書いてあった。 それを見たお兄さんは 「なんてこったい。俺のゆゆこがあああああああああああああああああああああああ!!」 ちぇんはもう息もしていないらんに泣き縋る。 「うわああああああああん!らんしゃまあああああああああああ!ゆっくりしてええええええええ!わからないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 お兄さんはその後怒りに身を任せ手紙を力いっぱいに破り捨てた後 、枯れ木などに八つ当たりをはじめ。 最後、暴れすぎたせいか意識がブラックアウトする。 「・・・はぁっ!!」 俺はがばりと起き上がった。 「な、・・・なんだ。」 お兄さんは起き上がり庭を覗く。 気はない、ゆっくりたちの死体もないし、ちぇんもいない。 まさか・・・これは 「夢オチかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 あとがき 最後は夢オチでした。 ゆっくりの出産方法に茎による植物性出産を考え 木からから生まれたらどうなるだろうかと考え作りました。 夢じゃなかったらどうなることかと俺は思う。 byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 いじめ系2889 ゆっくりべんじゃー いじめ系2932 すぃー吶喊 いじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球 いじめ小ネタ567 ゆっくり瞬殺されるよ! いじめ小ネタ573 金バッチがほしいよ! このSSに感想をつける
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ゆっくり種6 10KB パロディ ドスまりさ 希少種 現代 愛護人間 創作亜種 ゆっくり種5の続きです 『ゆっくり種6』 希少種 独自設定満載 種のパロディなので先読み余裕です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 薄暗い部屋にパソコンのモニターの明かりだけが目立つ、 そこでコーヒー片手にパソコンを操作する男性、 特餡研究所の所長である。 「所長は何故、ゆっくりにかかわるのですか?」 秘書らしき女性が特餡研究所の所長に尋ねる。 「私は・・・・進化が見たいのだよ。」 「進化ですか?」 「そう進化だ!人はどうやって進化したと思う?」 進化と言われて首を傾げる女性、 「戦争だよ。憎み争う事により人は知恵を得ていったのだ、 近いレベルの相手と競えばより早く進化出来る。」 所長は興奮気味に続ける。 「ゆっくりにとって、世界は敵意で満ちている。 しかしゆっくりは、それらから逃げ惑うだけだ、 それでは進化しない・・・・ 私は、ゆっくりが戦えるのは同族しかいないのだと気が付いた。 だからゆっくりに、戦う力と理由を授けたのだよ。」 ゆっくりの進化が何をもたらすのか、女性には理解出来なかった。 所長に恐ろしげな何かを感じ言葉が出ない、 また薄暗い部屋に、キーボードを叩く音だけが響いていた。 『あのとおくにみえるおうちが、やまめたちのむれだよ。』 あーえんぜるさんは、こいしとやまめの群れへと向かっている。 後ろに繋がれたスィーで動けないドスまりさは、イビキをかいて寝ている。 『ぱちゅりー、ほりょはどうするの?』 スィまりさは、ぱちゅりーに捕虜の扱いについて尋ねる。 『むきゅう・・・・・ぱちゅは、どこかではなしてあげようかとおもうの・・・・ どすのところへはつれていけないし、だからといってころしたくはないの・・・・・』 山向こうのドスまりさの群れへ捕虜を連行してしまうと、 さなえやドスまりさは、間違い無く殺されるであろう。 敵であってもゆっくりが死ぬのは、 ぱちゅりー達にとって気持ちの良い話ではなかった。 希少種のさとりとの関係がある群れだからこそ、命を平等に見る事が出来たのである。 『・・・・いいの?』 この会話を聞いていたさなえが口を挟む。 『ほんとうにそれでいいの?さなえはつうじょうしゅのてきなのよ? さとりをころしたゆっくりごろしなのよ?』 『むきゅ!さなえをころしたら・・・さとりはよろこぶの?』 『・・・・・・・・・。』 ぱちゅりーの問いに、さなえは答えられない、 あの優しいさとりが他ゆの死を喜ぶはずが無い、 たとえ自分を殺した者であっても、悲しい顔をするだろう。 『みんないきているのよ?ぱちゅは、みんなびょうどうだとおもうの・・・・ いのちにきしょうしゅもつうじょうしゅもないわ。』 さなえは黙るしか無かった。 これまでさなえは、命の重さを軽んじたつもりは無い、 しかし自分の中で、確信犯的に許される気がしていたのでは無いかと怖くなる。 重い空気に包まれるあーくえんぜるさんに、1つの影が映る。 『『『れみりあだぁぁぁぁぁ!!!!』』』 上空にれみりあを見つけて、皆パニックになる。 『だいじょうぶだよ。あのれみりあはやまめのなかまだよ。』 れみりあはやまめの仲間であるらしい、 あーくえんぜるさんに、こいしとやまめの姿を確認すると、 灯台へと帰って行った。 『れ・・・れいむたちをたべたりしない?』 『だいじょうぶだよ。やまめのところのれみりあは、みんなとなかよしだよ。』 『ゆゆ・・・だったらいいんだけど・・・・』 やまめに大丈夫と言われても、ここまでの道中に何度もれみりあに襲われてきた。 その恐怖は拭い切れない。 灯台に近づくにつれ大きな影が見えた、 どうやら男性のようである。 灯台自体は人間の物なのだから、人が居ても不思議では無い、 しかしその灯台が、やまめとこいしの群れ言うのは理解出来なかった。 『こいしはゆっくりにげるよ・・』 人影を確認したこいしが慌てて逃げ出す。 しかし目論見は潰える。 灯台にいた男性が、猛ダッシュで砂浜を駆けてくる。 ゆっくりの速度では逃げる事なぞ出来ない、 『いやがらないでかまってあげてね。』 他人事だからか、こいしを引き止めるやまめ。 男性は砂煙を上げて走って来る。 「こ~い~しちゅ~わぁ~~~~~ん」 ラガーマンがボールを拾うが如くのスピードで、 こいしを拾いあげる男性。 「無事だったんだねぇ~良かったよぉ~ パパは心配したんだぞぉ~」 こいしに顔を、グリグリと擦りつける男性、 やまめは、苦笑いを浮かべている。 こいしは、うんざりした表情であった。 男性はひとしきりこいしを愛でると、 あっけにとられて見ていた、あーくえんぜるさん一行に声をかけた。 「君達が、こいしを送り届けてくれたのだね? ありがとう感謝するよ。 私は、こいしとその他大勢の保護者で、あの灯台に住んでいる。 こいしパパと呼んでくれたまえ、はっはっはっは~」 やまめや群れの仲間は、その他大勢で片付けられた。 『・・・・・うざい』 これでもかと言わんばかりに、嫌そうな表情でこいしは呟く。 「どぼちでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉ」 『きょ・・・・きょうじゅは・・・ こいしいがいには、まともだからきにしないでね?』 やまめは、完全に引いてしまっているぱちゅりー達に、 一応のフォローを入れる。 『き・・・・・きょうじゅ?』 ぱちゅりーは、男性を教授と呼んだやまめに聞き返す。 『そうだよ。きょうじゅはかしこくてえらいんだよ。 だからきょうじゅなんだよ。』 「まぁまぁ・・・こんな所で立ち話もなんだから、灯台のラボに来たまえ、 送って頂いたお礼にご馳走させてもらうよ。」 こうして、あーくえんぜるさん一行は灯台へと招待された。 灯台の下には、この男性の住処と思われる家と、 入り口が開放されているプレハブ小屋があった。 小屋の中には、沢山のゆっくりが入っていた。 その種類は様々で、 通常種はもちろんの事、 れみりあ、めいりん、ゆゆこやれてぃ等の希少種も揃っている。 小屋の中で、争う事無く仲良くしているのが窺えた。 『むきゅう!これはどおいうことなの?』 ぱちゅりーには信じられない光景であった。 めいりんはまだしも、 ゆゆこやれてぃ等の捕食種が、通常種と仲良くするなぞ、 見た事も聞いた事も無かった。 『これがやまめたちのむれだよ。』 「はっはっはっは~驚いたかい? ここは通常種と希少種が、共に暮らす群れなんだよ。」 教授の言葉に、耳を疑うぱちゅりー。 『むきゅぅ?そんなことありえないわ・・・・』 「普通はそうだろうね。」 教授は腕を組みながら頷く、 「しかし、ここは特別なのだよ。 捕食種と言えども、しっかりしたカリキュラムを組んで教育すればこの通りさ。」 そのカリキュラムの成果が目の前にあるのだ、 信じるしか無かった。 その晩は、歓迎の宴会が行われた。 皆にそれぞれゆっくりフードが置かれ、他にも沢山のお菓子が用意された。 ここ数日は戦闘続きで、 十分な食事を取れていなかったのでありがたかった。 皆が食事を取っている間に、 教授は、やまめからの報告を聞いていた。 「そうか・・・・やはり希少種の群れに変化が現れだしたか。」 これまでも小競り合いは頻繁にあった、 しかし虐殺目的の行動は、ゆっくりの性質に合わない、 「裏で意図的に、誘導されてると考えるべきだろうな・・・・」 教授には、思い当たる節があった。 しかしそれに対処する事は出来ないでいる。 せめてここだけは、共存出来る場所を維持してやりたい、 そのためのカリキュラムである。 通常種にある希少種への悪意を無くし、 捕食種に共存意識を持たす事、 この実験スペースでは、一応の成功を収めてはいる。 しかしこのカリキュラムを、全てのゆっくりに行う事は不可能であり、 通用するかも未知数である。 「やまめ、また偵察を頼む。で・・・・・・・・・ こいしちゃんを連れて行くのは寂しいからやめて・・・・」 『やまめがつれていってるんじゃないよ。かってについてくるんだよ。 ゆっくりりかいしてね。』 やまめは、教授のこいし馬鹿には苦笑するしかなかった。 これさえなければ立派な人なのに・・・・ 捕虜である、さなえやドスまりさにもご馳走が振舞われた。 『はい、おくちをあけてね』 横ばいにされているドスまりさの上に乗り、 食べ物を口に放りこんでやるれいむ。 『ありがとうなんだぜ、む~しゃむしゃ~・・・しあわせ~』 『ゆっくりたべてね、いっぱいあるよ。』 さなえの分はこいしが運んだ。 『これはさなえのぶんだよ、ゆっくりたべてね。』 さなえの前に食べ物を置いてやる。 しかしさなえは、食べようとはしなかった。 『たべないとゆっくりできないよ?』 こいしがさなえを心配する。 さなえは顔を横にふりながら答えた。 『さなえには、ほどこしをうけるしかくがありません・・・』 『しかく?』 『さなえは、さとりやまりさをころしたゆっくりころしです。 そのむれのほどこしをうけるなんて・・・・』 さなえは、通常種への憎しみが消えた訳では無かったが、 本当に自分の行動が正しかったのか、迷いを感じていた。 『たべなきゃだめだよ。』 れいむがさなえの側にやってくる。 『・・・・・・さなえは、れいむのまりさをころしたのですよ?』 少し悲しそうな表情でれいむは語る。 『うんそうだね・・・・・でもさなえには、まりさやさとりのぶんも ゆっくりいきるせきにんがあるんだよ。』 『いきるせきにん・・・・・』 奪った命の罪を生きる事償う、 さなえには考えた事も無い発想であった。 『にくくはないのですか?』 『れいむは・・・・・かなしいけどうらまないよ。』 『!』 恨まない この言葉が、さなえの頑なであった心に風穴を開けた。 『さなえはさとりのともだちなんでしょ? さとりのことをきかせて・・・』 こいしは、さとりの思い出話を聞きたかった。 彼女はどんな暮らしをして、あれほど強く優しいゆっくりなったのかを。 『れいむも、さとりのことをききたいよ。 はなして~はなして~』 『わかりました。さなえの知っているさとりについて、 おはなしさせていただきますね。』 さなえは、さとりとの研究所での生活や思い出を語った。 れいむからも、脱走後のさとりの話を聞いた。 さとりは、本当に良いゆっくりと出会ったのだと思う。 話しをしながらも、 通常種への接し方を改める必要を感じていた。 翌朝、さなえとドスまりさは開放される事になった。 あーくえんぜるさんは、山向こうの群れへと出発するにあたって、 このまま希少種を連れていけば、 ドスまりはともかく、さなえが迫害の対象にある恐れを考えての行動であった。 『どすはここにのこりたいんだぜ!』 ドスまりさは灯台への残留を希望した。 群れへ帰れば、再び通常種攻撃の命令を受けるかも知れない、 もおれいむ達とは戦いたく無く、ドスまりさは帰還を拒むしか無かった。 結局はさなえだけ開放され、ドスまりさは灯台の群れへ迎えられる事となった。 『ここでおわかれですね・・・・・もぉあうことはないかもしれません。』 『きっとまたあえるんだぜ、でもてきとしてくるのは、 かんべんしてほしいのだぜ。さなえゆっくりしていくんだぜ』 『はい・・・どすもゆっくりしていってね。』 2匹は違う生き方を選択した。 ドスまりさは戦わない事を選び、 さなえは希少種の群れで、生き方を変えていく事を選んだ。 『むきゅう!では、ぱちゅたちもしゅっぱつするわね。』 『おせわになったね、またきてね。』 『いつでもここにきていいからね。』 こいしとやまめが見送った。 この時、教授はここにいるゆっくり全てに、 再び逢えるような気がしていた。 だから引き留める事はしなかった。 「道は分かれても、再び何処かで繋がる事もあるのだから・・・・・」 違う方向へ進んでいくゆっくりを見ながらそお思うのであった。 つづく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まだ続きます。 なんとか頑張って完結させますので、よろしくお願いします。 デスラッチに番号をふってみました。 今後外伝もいくつか予定があり、それを時空列に繋げる自信が無かったので、制作順にしました。 またこうすれば?と言う意見があればよろしくお願いします。 誤字・脱字等あれば勘弁して下さい。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま ふたば系ゆっくりいじめ 1188 ゆっくり種4 ふたば系ゆっくりいじめ 1192 まりさとおちびちゃん ふたば系ゆっくりいじめ 1209 ゆっくり種5 ふたば系ゆっくりいじめ 1215 まりさとリボン ふたば系ゆっくりいじめ 1219 まりさと春 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る
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○俺設定の塊 ○発想がしょうもないです ○虐待薄め、ほぼ皆無かもしれない。 それでよければゆっくりよんでいってね! ゆっくりに髪の毛があるなら旋毛も必然的に存在するに違いない。 本当かどうかは知らないが、人間で旋毛をずっとおさえつづけると腹を下すときいたことがある・・・。 リアル世界で友人と一度旋毛の押し合い我慢対決をしたんだが、気が狂いそうになった。 その苦痛をゆっくりにも与えてみようと思ったのだ。 幸い俺の家から少し歩いたところにゆっくりの群れが住み着いている公園がある。 緑がきれいな広い公園だ。草原地帯が多く、小川が流れていたりするのでバーベキューとかピクニックのおかげで休日は人だらけさ。 小川のせせらぎをききながら天然の草原、表現を変えると芝生だな、うん。寝転んだらとても気持ちいい。 ゆっくりが住み着くのも理解できないことはない・・・って長いよ! さァて、苦情がきちゃうからそろそろゆっくりを探しに奥のほうへ探索だァ!! 「きょうもいっぱいゆっくりするよ!」 「ゆーん!ゆっくち~♪」 「しゅごいゆっくちできりゅとこりょだにぇ!」 拳サイズのゆっくりがいるな・・・まりさとれいむの子供か。 れいむといったらやはりつがいはまりさなのだろうか。 まあいい、さっそく捕まえるよ! 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」 「ゆっ?おにーさんはゆっくりできる人?」 「ああ、ゆっくり、とてーもゆっくりできるよ、お近づきのしるしにほら、クッキー。」 「ゆーん!!とてもゆっくりできる人だね!」 「とくべちゅにまりしゃたちのゆっくちぷれいしゅでゆっくちしちぇもいいよ!」 「れいみゅにもちょーらいにぇ!」 「「「む~しゃ、む~しゃ、しあわせー!!!」」」 クック・・・本当に警戒心のない奴等だ。 まあ、害獣と指摘されてる程大量に生息しているからなぁ。 虐待お兄さんもさぞ嬉しかろう・・クヒッ!! 「もっといっぱいちょーだいね!」 「ああ、いいとも。それより先にお兄さんの質問に答えてもらってもいいかな?」 「ゆっ?」 「つがいのまりさは今どこにいるのかな?」 「ゆっくり狩りにでてるよ!!」 「おちょーしゃんはしゅごいかりがじょうずだよ!」 「ゆっくちそんけいしちぇにぇ!」 うーん・・・やはり家族の目の前でするからおもしろいんだよなぁ・・・ 仕方ない、こいつらも手なずけたから巣で待ってようかな。 「まりさが帰ってくるまで君たちの巣でゆっくりしてもいいかな?」 「巣じゃないよ!おうちだよ!ゆっくりていせいしてね!ぷんぷん!」 きめえ、まじできもい。半端ないよ、このやってやった感が叩き潰したくなるなマジで・・・ 「はは、ごめんごめん。おうちに案内してね!」 「ゆっくりりかいしたよ!でもクッキーが先だよ!」 「しょうだよ!」 「れいみゅたちのおうちにはいりたかったらかんぜいをはらっちぇにぇ!」 関税ってなんだよ。入場料か?いや、ややこしい。 ゆっくりよりかは頭がいいとはいえ、俺も頭が悪いほうだ。考え事は嫌い。考えるのをすぐやめるよ! 「はい、ゆっくりたべてね!」 「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」」」 青年移動中 ・・・ withゆっくり 「ここがれいむたちのおうちだよ!すごいでしょ!ゆっへん!」 「わーすごいすごい。」 何がすごいんだか、ノーマルな洞穴じゃないか。 「ゆっ!!!れいむゆっくりしすぎなんだぜ!もうかりもおわってるんだぜ!」 「ゆーん!さすがまりさだね!すごいよ!」 「ゆ・・// すりすりするな・・・なんだぜ・・・//」 おい、お前ら俺の存在をわすれてイチャイチャしやがって。 しかし任務完了は目前。行動に移すのみ。 とりあえずれいむとまりさの髪をつかんで袋に入れる 「ゆっ!?いたいよ!ゆっくりおろしてね!!」 「ま、まりさのきれいな髪をつかむんじゃないんだぜええ!!」 あかちゃんが少ないな、2匹か。 まあいい、少ない理由なんて知ったこっちゃねえよ?ゆっくり俺の家まできてね!! 青年移動中...... 「ゆっくりただいまー!!!!」 と誰もいない家に向かって叫ぶ、ルンルン気分さ☆ とりあえず、今回の収穫を一立方メートルの大きい透明な箱にいれる。 盟友のスペシャルアイテムさ!!極限までストレスを与えた極上ゆっくり10匹と引き換えにつくってくれた。 いくら透明な箱が馬鹿売れしてるところでこの箱には敵うまい 「はやくここからだすんだぜ!!ここじゃゆっくりできないんだぜ!!!」 「そうだよ!はやくおうちにかえしてね!!ぷんぷん!」 「れいみゅおうちかえりゅー!」 「ゆっくちできにゃいよー!!!」 「ごめんごめん、クッキーを上げる約束をしてただろう?家にしかなかったんだよ。ほら。」 「ゆっ!!そんなのでゆるすとおもったら大間違いだよ!!むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」 「ゆーん!れいむのおなかさんがゆっくりできるよ!!」 「ちあわちぇ~♪」 「ゆゆーん!」 さすがは餡子脳といったところか、このまま作業にはいる。 作業といっても簡単さ。 成体サイズのゆっくりがちょうど1匹はいるようなサイズの透明な箱に成体ゆっくりをいれる あとは長さを調節できる棒。洗濯物を部屋干しするときに使うものを想像してくれるとわかりやすいだろう。 あれをちょうど箱の天井にぶつかって圧力がかかるぐらいに調節。つっかえ棒だね!! これで旋毛にクリーンヒットさ! おっと、そうだ。旋毛を探さないといけない。 動きを封じるために透明な箱にいれるべきだな。動き回られたらめんどくさい、労力はあまり使いたくないね。朝でこりごりさ 「ゆっ!?ゆっくりできないよ!!うごけないいいいいいいいい!!!」 まあ、当然の反応だな。 一番奥の右の角にセットしよう。旋毛は・・・・お!あった!!これかな。まあいいや、突き立ててみよう。 「ゆぎっ!!?」 あとは長さを調節して・・・っと。完成!!! 「ゆっ!?頭のてっぺんが重たいよ!!」 「れいむになにしたんだぜ!!ゆっくりしないではやくかいほうするんだぜ!!」 「大丈夫さ、これはマッサージといって頭のツボをおさえることでトップアイドル級のゆっくりになれるんだよ!」 「ゆっ・・・れいむがんばるよ!!まりさのためにがんばるよ!!」 「れ、れいむぅ・・・///」 なにデレデレしてたんだよ気持ち悪りぃな。ま、そんなの真っ赤なウソなんだけどね☆ 通じるなんてさすが餡子脳!!万歳といったところだな!! 「おとーしゃんおなかしゅいたー・・・」 「おとーしゃんのとってきちゃごはんをたべちゃいよ・・・」 ん?赤ゆっくりを放置したままだった 騒がれてもたらまんからゆっくり食べるよ!! 「赤ゆっくりたち、ご飯あげるからゆっくりお兄さんの手の上にのってね!」 「「ゆっくちりかいしちゃよ!」」 「「ゆゆ~お空をとんでるみちゃい!!」」 「ありがとうお兄さん!いっぱいあげてね!」 おお、感謝までされてる、救世主お兄さん!!といったところか! まあ、食べるんだけどな(笑) さすがに野生を踊り食いする気にはなれない。 俺もそこまで変態じゃない。 ゆっくり水で洗おう。 「ゆ~ん!ひやひやしてきもいいいにぇ!」 「そうだにぇ!」 今のうちにせいぜいほざくがいいさ 作業に入る。 まず鍋に水をいれる。 ゆっくりを菜箸に紐で固定して、その菜箸を鍋に架け橋とする。 ミョウバンの結晶を作った実験を思い出してくれたらうれしい。あんなかんじでつるす。 水につかったら溶けるから水につかない寸前でとめる。 これで目の前に水を晒され続ける恐怖におびえるがいい!! それだけじゃつまらない、もちろん加熱する。 水蒸気で蒸す + 恐怖 + 最終的には沸騰したお湯の中にいれてお汁粉 これでかつる!! 「ゆっくちはなちちぇにぇ!!」 「こわいよー!おうちかえりゅー!!」 5分後。薄めに水をいれてるので完全に沸騰した。ゆっくりはもう熱さで悶えてる 「「ゆ"っ!ゆ"っ!」」 ックゥwwwwwwこの苦悶に満ちた表情がたまらんwwwwwwwwwwクヒッwwwwwwww ッハ!!いかんいかん、変態になるところだった。俺の理性はルナティック。そんなちょっとやそっとのことでつぶれたりしない。安心してくれ! 落とすッ!!ついにこのときがきたぜェ!!ヒャッハァ!!! 「ゆっ"っ!!ゆ"わ"ッ!!!」 たまらん!!やばい!!!ヒャァァッ!!!一気にかきまぜる!!!!!!!! 食べる!パクッ!!!あつい!!!うまい!!!!!!!あまい!!!!!!!!!!!!!はふっはふっ!!!!!ぶひぃい!!!うめええええ!!!! ッハ! 2匹じゃ量がすくないな、うん。これからは植物型出産のやつらを選ぶか。 こいつらは胎生だっただろう。 甘さで満足できたからいいや。親のもとへ戻ろう 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっぐしでいってね!!」 ん?なんか濁って聞こえたぞ。まあ気のせいだろう。クヒッ!!! 「あかちゃんたちはどうしたの!!」 「満腹になって向こうでゆっくりすーやすーやしてるよゆっくり」 「ゆっくり安心したよ!!ありがとう! それよりれいむをどうにかしてあげてね!!たいへんたいへんだよ!」 おお、これはいい、もう効果が現れてる30分ぐらいか。 「ゆひぃ!!ゆひぃ!!あだまがおがじいよ!!いだいよ"おおお"おおおお!!」 「れいむううううううしっかりしてね!!!まりさがここにいるよ!!」 「ばりさああああ!!でいぶがんばるよおおおお!!!!」 っけ、勝手にやってろ。 それじゃあレッツ☆観察☆タイム ~~~~~~~1時間後~~~~~~~~~~~~~ 「ゆひぃ!!!ひゃばあ!!!げぽぁ!!!」エレエレエレエレ・・・ 「でいぶうううううううううううう!!!!!!じっがりじでえええええ!!!!!!」 餡子を吐き出し始めた感じだな、だが密接した壁に妨げられて外へは出ないようだ。 これは予想してなかった効果を発揮してくれた!! なんか意味のわからんことをいいはじめたし。 続けて観察する ~~~~~~~2時間後~~~~~~~~~~~~~ 「ゆぎっ!ゆ"っ!!!ぶべらっ!!!ぶびっぶびっ!!!」 「おにいざああああん!!でいぶをだずげであげでよお"お"お"お"お"お"お!!!!」 おかしくなってる。いい出来具合だ!キマってるぜれいむ!! アイドルはこうじゃないとな!!クヒッ!!!! 「まりさ、ここでやめてもいいのかい?れいむはやめたくないみたいだよ、あの顔をみて、すごく喜んでる。」 「おにいざんのばかあああああああああ!!!よろこんでないいいいいいいい!!」 「ちがうよまりさ、ゆっくりは最高にゆっくりできて喜んでるときはああいう風になるんだ。わかるな。」 「ゆ"う・・・ゆっぐりりがいじだよ!!!ゆぐっ・・!!」 理解したくなくても言い聞かせれば餡子脳がそういう命令を下してくれる! 餡子脳☆万歳☆にゃんっ♪きゃひっ! ~~~~~~~~3時間後~~~~~~~~~~~~~~~ 「でで!!でいぶの"!あだあだ!!あだぶへぇ!!くひっ!!ひゃひゃふばああ!!いひひっひッヒ!!」 これはもうだめだな・・・見てられないわ・・・・ごめん。中断。 「でいぶぎれいだよ!ゆっぐりじでるよ!がわいいよ!まぶじいよ!ずでぎだよ!」 まりさも壊れたか?それとも言い聞かせてるのかな。 赤ちゃんのことはもう頭にないんだろうな。 俺も飽きたからそろそろおうちかえすー! 「もうおうちかえっていいよ」 俺はそういってれいむのつっかえぼうをはずし、腕に抱えた。まりさも腕に抱え、さっきの公園へと足を運ぶ。 「で!でいぶぅう!!ぷかぷかじでるんだべえ!!ばふぇえ!!ばがるだ!ぶべっぶべ!!」 「でいぶがわいい!ずっぎりじようでね!ずっずっ!ずっぎりー!!でいぶぎれいだよ!がわいい!」 いかん、はやく運ばないと俺が変な目で見られる・・・クヒィッ!!!!クッ!!! わざわざ巣の近くまで足を運んで群れに帰してあげた。 まあ、あれじゃすぐにのけものにされるだろうけど(笑) 赤ちゃんの事も頭にないだろう、両方とも壊れていた。 それと旋毛じゃなくても1点を突き続ければできそうな気がしてきた。 でもまた試すのはめんどくさいなぁ。 ゆっくり死ねた赤ちゃんがせめてもの救いだったということか・・・・ ○あとがき的な何か 記念すべき2作目! 思いついてから3時間程度で書き上げてしまった・・・ 文章も改行もめちゃくちゃ、本当に書きなぐりです。すいません。 なんかこう、虐めてないなぁ・・・もっとダークな感じで虐待できるように日々精進します。 ゆっくりの言葉が異常に読みにくい・・・次回から漢字を使ってかこう。 語彙力と文章力がほしい・・・特訓だ!! これを読んでくださっているかもしれない皆様の優しさに泣いた ○今までに書いた何か ゆっくりいじめ系2279 ゆっくりをグレイズさせてみた byゆあパラダイス
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里からそう離れていない森の中、人一人分くらいの高さの小さな崖の斜面に不自然な穴を発見した。 崖下の地面の高さに洞窟のように開いているが、穴の高さはひざよりも低い。 申し訳程度に葉っぱが詰まれた入り口の内側には、葉のついた枝が何本も立てかけてあり、 枝の下には結構な数の石が置かれ、枝がずれたり倒れたりしないように固定している。 土の見える斜面にそこだけ葉っぱが敷かれているので、入り口こそバレバレであるが 枝の数はそれなりに多く、日中でも中は暗い為奥の方を覗き見ることが出来ない。 この様な偽装を行うのはゆっくり位なもの、間違いなくゆっくりの巣だろう。 耳を済ませてみるが、中からゆっくりの声は聞こえてこない。 内側から枝が立てかけてあるので、少なくとも中に1匹もゆっくりが居ないと言う事は無いはずだが、 1匹しかいないのか、パートナーに留守を任せて餌集めにでも出かけているのだろうか。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ!ゆっくりしていってね!」 巣穴の中に呼びかけてみると返事が返ってきた。在宅のようだ。 巣の中からぽよんぽよんとゆっくりの跳ねる音が聞こえ、 少しするとゆっくりの舌が入り口の枝を内側から外し始めた。 見つかって餌をたかられても困るので、すぐ側にある木の陰に移動し様子を見ると、 枝を外し終えた1匹のまりさがぽよんぽよんと巣から飛び出して来た。 先ほどの返事も1匹分しか帰って来ていないので、巣にはこのまりさしか居ないのだろう。 まりさは辺りをきょろきょろと見回すが、声の主は見当たらない。 首をかしげるかのように体を傾け、眉をひそめて「ゆ~?」とつぶやくとまた巣に戻って行った。 体を使って、巣から出るときに踏み散らかした葉っぱを出来るだけ元に戻し、 外した枝も舌を使って器用に立てかけて行く。 その作業はお世辞にも速いとは言えず、枝が元通りになるまで数分は掛かっている。 まりさが入り口を塞ぎきり、奥に跳ねていった所で巣の前に戻る。 見つからない相手を探すまりさの様子は滑稽なものだった。 もう一度呼び出せばまた見られるだろうか、再度呼びかけてみる事にする。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆうっ?ゆっくりしていってね!」 すぐに木の陰に隠れると、再びまりさが跳ねてくる。ゆっくりにしては早く跳ねており 急いでいる事がわかるが、入り口の枝が多い為中々出て来れない。 しばらくして、少し息を切らしながら出てきたまりさはきょろきょろと声の主を探すが、 やはり木の陰に隠れている相手を見つける事が出来なかった。 「ゆーっ!なんなの?ゆっくりでてきてね!」 不機嫌そうに呼びかけるも一向に現れない相手に、まりさはぷくぅぅと頬を膨らませると巣に帰って行く。 何度も入り口を戻すのはゆっくりにとって楽な作業ではないが、それでも外敵に襲われるよりは良いのだろう、 もたもたとした動きではあるが、しっかりと入り口を封鎖して奥に戻って行った。 穴の中からは「ゆーっ!」と言う苛立ち気味な声と共に、ぽいんぽいんと饅頭が跳ねる音が聞こえて来る。 ストレスでも溜め込んでいるのだろうか、名前の割にゆっくりしていない生き物だ。 さすがに3度も同じセリフでは警戒されるかもしれないので、言葉を変えて呼びかける。 「ち────んぽっ!!」 「ゆうぅーっ!なんなの!?」 言うや否や、まりさは乱暴に跳ねながら入り口に向かい、枝を無理矢理引っこ抜いては投げ捨てて行く。 体を膨らませて威嚇状態のまま飛び出すが、またも姿を見せない声の主にまりさは声を張り上げた。 「かくれてないで、でてきてねっ!ゆっくりできないみょんはいたずらをやめてね!」 ちーんぽ、と言えばみょんなのだろう。居もしないみょんに対し威嚇を続けるが誰も現れない。 まりさは顔を真っ赤にして、「むぅぅーっ!」と地団駄を踏むように跳ね続けるが、 誰も出てこないとわかると再び巣に戻って行った。 入り口前の葉っぱには手をつける気も起こらず、乱暴に捨てた枝をおざなりに立てかけて奥に向かう。 未だに地団駄を踏んでいるのだろう、時折ぼいんぼいんと跳ねる音が聞こえる巣穴に4度声を掛けてみる。 「んほおーっ!まりじゃ!愛しいまりじゃ!二人で愛の金字塔を建立しましょうねーっ!!」 「ゆっくりじねっ!ありすとはゆっくりしないよ!」 さすがにありすでは無理か。しかも「ゆっくりできない」ではなく「ゆっくりしない」とまで言われた。 名乗らずともありすと断定されるあたり、ゆっくりの間でも変態キャラで通っているのかと関心するが、 今はありすよりまりさである。 鼻息荒く「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」と繰り返すまりさのプライドをくすぐってみる。 「まりさは全然ゆっくりしてないね!」 「ゆ…ゆがっ!?」 「ゆっくりしてないね!ゆっくりしてぬゎいねぇぇ~!」 「だまれぇぇっ!」 突然の指摘に頭に餡子が上ったまりさは、一刻も早く声の主を見つけようと入り口に突進し、 そのままの勢いで立てかけてあった枝に「ゆべっ!」と衝突してしまった。 反動で後ろにごろんと1回転するが、余計に怒りが高まったのか、八つ当たりするかのように 枝を固定する石を乱暴に蹴散らし、体当たりで枝を跳ね除けながら飛び出して来る。 「ゆふーっ、ゆふーっ!ゆっくりしないであやまってね!まりさはゆっくりしているよ!!」 息を切らし、全然ゆっくりしていない様子で、自分はゆっくりしていると主張するまりさ。 それでも現れない声の主に、じたばたと暴れながら泣き出してしまった。 「ゆぎいぃっ!なんでかくれ゛でるのお゛ぉぉぉ!?ゆっぐりさぜでよお゛ぉぉ! ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁん!」 わんわんと泣いて、その場から動こうとしないので、足元にあった石をまりさの向こう側に放り投げる。 人間の居る方向とは反対側に着地した石の音に、まりさは音の主がそちらに居ると確信し、 「ゆゆっ!そっちにいるんだね!もうあやまってもゆるさないからね!」 と音のする方に跳ねていったが、居るはずの無い相手を見つけられるはずも無く 数分もするととぼとぼと帰ってきた。そのまま巣の入り口に入るが、葉っぱも枝も元に戻さず 巣の外側に振り返ってじっと動かない。 「もうおこったよ!ぜったいにみつけてやるからね!」 入り口を塞ぐ枝が邪魔で、巣の外に出るのに時間が掛かると気がついたようだが、 自分が姿を見せている事でいたずらの犯人が現れなくなるとは考えていないのだろう。 どうしたものかと辺りを確認したところ、遠くの木々の間にゆっくりれいむの姿を見つけた。 まりさの視界に入らないようにれいむに近づき声を掛ける。 「やあ、ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね!にんげんさんはゆっくりできるひと?」 「ああ、ゆっくり出来るよ、とてもゆっくりできる方法を知ってるからね」 「ゆゆ?れいむにもおしえてね!れいむもゆっくりしたいよ!」 ゆっくり出来る方法に興味津々のれいむはぴょんぴょんと飛び跳ねて催促してくる。 そのれいむを空中でキャッチし、遠くの穴の入り口で頬を膨らませているまりさを指差して見せてやる。 「ほら、あそこにまりさが居るだろ?あのまりさに元気良く挨拶すると とてもとてもゆっくりした巣に招待してくれるんだ」 「ゆゆっ!れいむもしょうたいされたい!」 「ああ、ゆっくりしておいで」 とれいむを放してやると、一直線にまりさの元に向かって行く。 程なくしてまりさの前に到着すると、そのまりさの後ろに巣穴が続いているのが見えた。 これが人間の言っていたゆっくり出来る巣なのだろう。期待が膨らんだれいむは、 いつも以上に元気な挨拶をまりさに贈った。 「ゆっくりしていってね!!」 「お…お…」 「ゆ?」 突然ぶるぶると震えだしたまりさに、れいむは首をかしげる。なんで巣に案内してくれないのだろうか。 「ゆっくりしていってね!!!れいむをすにあんないしてね!」 「おまえかぁぁぁ!」 「ゆべえっ!」 目の前のれいむをいたずらの犯人と判断したまりさは、怒りに任せてれいむに突進した。 れいむの顔面の中央、鼻っ柱にあたる部分を突き上げるように自分の体をぶつけると、 後ろに突き飛ばされたれいむは痛みに顔を歪ませ、我慢できずに泣き出してしまう。 「ゆ゛うっ!?いだい゛い゛ぃ!な゛んでごんなごどずるの゛お゛ぉぉ!?」 「うるざい!ゆっくりできないれいむはゆっぐりじねぇぇ!」 相手がひるんだとみるや、まりさは大きく跳ねてれいむの頭上に飛び乗ると、 そのまま何度も跳ねてれいむを押しつぶし始めた。 「ゆ゛べっ!やめ゛っ!や゛め゛でっ!」 「ゆっぐりじねっ!ゆっぐりじねっ!ゆっぐりじねっ!」 まりさが跳ねる度にれいむは口から餡子を吐き出し、やがて餡子が足りなくなったのか痙攣を始める。 このまま放っておけば死ぬだろう。もう十分と判断したまりさはれいむから飛び降り、 ゆひゅー、と満足げに息を吐いた。 「ゆっぐり…じだがっっだ…」 「まりさにいたずらしたけっかがこれだよ!れいむはあのよでゆっくりはんせいしてね!」 もう自分のゆっくりを邪魔する奴は居なくなったと、安心したまりさは意気揚々と巣に戻る。 荒れたままになっていた葉っぱを入り口の前に積みなおし、散らかした石を戻して 丁寧に枝を立てかけて行く。 これで安心と巣の奥に跳ねて行った所で、もう一度声を掛けてみた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ、ゆぅっ!?」 いたずらをするれいむは退治したはず。何が起こっているのかわからず混乱したまりさは、 またゆっくりと枝を外して飛び出したが、そこに居るのは先ほど踏み潰したれいむのみ。 れいむはもう、うめき声すら上げる事が出来ずにぷるぷると震えている。 「ゆ、ゆぅ…?」 自分が踏み潰した事で、れいむがもう死を待つだけの姿になっている。 さっきは夢中だったが、同族殺しを目撃されていたら自分も殺されてしまう。 「ま、まりさがわるいんじゃないよ、れいむがいたずらするからだよ!」 誰にともなく言い訳をしたまりさは、そそくさと巣に入って行く。 もたもたと枝を戻している間に、れいむの震えは止まり、まったく動かなくなった。 れいむの死体を掴み上げて、巣の入り口の枝の目の前に置いて声をかける。 「れいむを殺したまりさはゆっくり出来ないよ!」 「ゆ、ゆうっっ!?」 突然の指摘にまりさはパニックに陥る。誰かに目撃されていたのだろうか。 それでもれいむのいたずらを説明すれば許してもらえる、 そう判断したまりさは巣から出ずに説明を試みる。 「ま、まりさはわるくないよ!れいむが…」 「もうゆっくりさせないよ!れいむのお化けがまりさに会いに行くからね!」 「ゆひっ!?お、おばけはこないでね!おばけはあっちにいってね!」 化けて出ると聞いた途端、まりさはひどく怯えだした。 ゆっくりにも幽霊が出るって風習があるのだろうか。 「だめだよ、れいむはもうまりさの後ろまで来てるよ」 「ゆひいっ!!!」 まりさは顔面蒼白になって固まり、振り返る事が出来ない。 誰も居ないはずの後ろ側に気配を感じ、背筋に強烈な寒気が走る。 声が巣の外側から聞こえるのだがパニックになったまりさには正常な判断が出来ない。 「まりさぁー、れいむと一緒に地獄に行こうねぇぇ~っ」 「い゛やだぁぁぁぁっ!ゆっぐりざぜでぇぇー!」 れいむがお化けになって自分を殺しに来た。圧倒的な恐怖に支配され、 まりさは一刻も早く暗い巣穴から出ようと枝を外し始めるが、 恐怖で震えた舌ではうまく枝を掴む事が出来ない。 「ゆ゛っゆ゛ぅっ、だして!だしでっ!」 焦りながらもまりさは、枝を固定する石をどかして行く。 支えを失った多くの枝がばらばらと倒れると、目の前にれいむの死体が現れた。 「ゆぎゃぁぁぁ!なんでぇぇぇぇぇぇ!?」 自分の後ろに居ると言ったれいむが、いつの間にか巣の外へ先回りしていた。 逃げ場を失ったまりさは跳ねる事も出来ず、ずりずりと後ずさりする。 れいむの死体に目が釘付けになり、その後ろに居る人間には気付いていないようだ。 死体れいむの後頭部をわっしとつかみ、左右にがくがくと揺らしながら巣穴に押し込み、 ゆっくりとまりさに近づけて行く。 「ま゛~~~~り゛~~~~ざぁ~~~~!」 「………!!」 ゆっくりらしからぬ異常な動きで迫って来るれいむのお化けに、 恐怖が限界に達したまりさは白目を向いて気絶してしまった。 見ればあごにあたる部分から砂糖水を漏らしている。恐怖のあまり失禁までしたようだ。 死体のれいむを巣の中に残したまま、石を集めて巣穴の入り口を塞ぐように積み上げ 土や枝で石の隙間を埋めた。これをゆっくりが中からどかす事は出来ないだろう。 気絶から立ち直ったまりさが入り口を塞がれた真っ暗な巣穴で、 自分が殺したれいむと一緒だと知った時どんな顔をするだろうか。 これからのまりさの様子を確認する手段がないのが残念だが、 暫くしたら石をどかして中の様子を見る事にしようと、帰路についた。 おわり。 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶? (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子? (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身? (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子? (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌? (fuku2467.txt) ゆっくりいじめ系940 三角の頭巾? (fuku2628.txt) ゆっくりいじめ小ネタ151 みょん語体? (fuku2670.txt) お帽子の人? このSSに感想を付ける
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ゆっくり健康法 14KB 虐待-いじめ 小ネタ 現代 虐待人間 ※温めです 「…でね、今その健康法をやっているんだけど、おかげで最近ストレス無いのよ」 「うーん、でもね…なんだかそれって虐待みたいで…それにゆっくりってなんだか気持ち悪いし…」 「大丈夫よ、あれを普通の生き物だと思うから虐待だと思うのよ、それに不細工だから良いのよ、 あのふてぶてしい奴等が必死にもがくのが楽しいのよ。やってみて損は無いとも思うけど?」 最近話題の健康方があるらしい、この友人もそれを試してから得にストレスも無くぐっすり眠れるそうだ。 それはお昼の某TVで放送した「ゆっくり健康法」というのだそうだ。 なんでもそれはあの不思議饅頭「ゆっくり」を弄って、溜まったストレスを発散するという物だそうだ。 健康法の中には、ゆっくりをサンドバック代わりに殴ったり豪快に潰したりする事により、 ダイエット効果を得る「ゆっくりダイエット」なる物もあるそうだ。 「でも、要するにゆっくりを飼わなきゃいけないんでしょ?世話が大変じゃ…」 「別にまじめに面倒なんて見なくても良いのよ、餌だけあげておけば良いわ。 糞の処理も放っておけば良いし、臭がってるのはゆっくりだけよ、それにあれは餡子なのよ。 死んだり飽きたりしたら潰して、ゴミに出すだけで良いんだし…」 「うーん、でも置いておくスペースがね…それに泣き叫ばれると騒音がね…うちマンションだし」 「それなら、赤ゆにしてみたら?瀕死になってもオレンジジュースで治るし…私の使っている奴等 繁殖させるから、それをあげるわ…」 「ふーむ…やってみようかしら?…私は飽きっぽいんだけどね…」 そんな風に友人に推されて「ゆっくり健康法」をやることになってしまった。 「ゆゆっ!おねーしゃんゆっきゅりできりゅひと?」 「ゆふ~ん♪きゃわいいまりちゃにみとれてるのじぇ?もっとみていいのじぇ~♪」 「ゆん!なんなのこのにんぎぇんは!れいみゅのあたらちいどりぇいなの?」 ………友人から「赤ゆ」と言うのを貰って来たのは良いのだけれど…… 何て言うか、これだけで十分ストレスが溜まるわね…… 一緒に本も借りてきたんだけど…ふむふむ…なになに?… 第一章~ゆっくりとお飾り~ ゆっくりはお飾りを奪われると、驚くほどうろたえます。 お飾りのないゆっくりは殆どの場合、他のゆっくりから阻害されます。 ゆっくりにとってお飾りとは、命の次くらいに大切な物です。 まずは、お飾りを取り上げて遊んで見ましょう♪ これは基本的な弄りです、これでゆっくりはゆんやゆんやと泣き叫ぶこと間違いなしです。 慣れてきたらお飾りをゆっくりの届かない高さでチラつかせてみましょう。 必死にジャンプする不細工さんを見てスッキリ出来るはずです。 何だコリャ? お飾りって、この黒い帽子とか、このリボンかな? わさわさピコピコしてるのはお飾りなのかな?それとも髪の毛? ……ふーむ、とりあえずこのリボンの奴2匹いるから1匹試してみようかしら? 「ゆうぅぅ…なんかおなかしゅいたよ、おねーしゃんあまあまちょうだいね!」 「ゆゆっ!なんなのじぇ?あしょんでくれるのじぇ?かわいくっちぇごめんにぇ~♪」 「ゆん!このくしょどれい!なにしちぇるの?れいみゅはゆっくりしちゃいんだよ!りきゃいできりゅ?」 …とりあえずこのリボンの奴態度悪いわね…コイツで試してみようかしら? んと、このリボンどうやって外すのかな?……あっ簡単に取れた。 「ゆゆっ!おそりゃをとんじぇ~……なにしゅるの、このくしょどれい!……… ゆわぁぁぁぁん!!れいみゅのすてきにゃおりぼんかえしちぇぇぇぇぇ!!」 ふーむ、確かにこれはちょっと面白いかも知れない。 ちょっとチラつかせてみようかしら? ほーれ、ほーれ、こっちだよーこっちだよーと思ったらこっちでしたー♪ 「ゆびゃぁぁぁん!おりぼんしゃんかえちてね!いじわるしにゃいでね!ゆんやぁぁぁぁ!!」 ほーら、こっちだよ~♪ほーらこっちこっち♪はい、くるくるくる~♪こっちにおいで~♪ 「ゆわぁぁぁん!おりぼんしゃんまっちぇぇぇ!もどっちぇぃちぇぇぇぇ!ゆっくりできにゃいぃぃぃぃ!!」 ふーむ、リボンを追いかけて無様にステップを踏むこの不細工…確かにこれは面白い。 …だけど、涙や涎を撒き散らしているのは汚いな……本当にこれって砂糖水なのかしら? まあ、舐める勇気はないけど……あっおしっこ漏らしてる…最悪ね… 「いじわるじゅるにゃ!くじょばばぁ!れーみゅはおきょるときょわいんじゃよぉぉぉ!やめちぇぇぇぇ!!」わさわさ むかっ! ふーん、私にくそばばあって言うんだ……このりぼん、やぶっちゃおうかな~♪ 「やめりょ!くじょばばぁ!れいみゅのおりぼんかえしぇ!」 そう、これ要らないんだ……じゃあこうしましょ…「びりびりびり!」さよなら、おリボンさん♪ 「ゆんやぁぁぁ!やめりょぉぉぉ!…あ………あ…あ………あ……あ……おりぼんしゃんが……」 ありゃ、反応が鈍くなっちゃった。どうしたのかしら? えーと本に書いてあるかな?…なになに… ※お飾りを破くぞ~♪と脅かすのも楽しいですが、 本当に破いてしまうと絶望して反応が薄くなる個体もいます。ご注意を!! ありゃりゃ…やっちゃったかな?…しかしあれだけ生意気な事言ってたくせに、結構精神的に脆いのね… それにしても、コイツどうしようかな?……せっかくだから、この鬱陶しいわさわさも取ってみようかしら? 「……ゆ……ゆ…もうゆっくりできにゃい……ゆぴぃ!いちゃい!にゃにしゅるのぉ?!」 お、ちょっと反応が戻ったみたい。さーてこれをどうしようかな?このまま一個ずつ取ってみようかな? ……ん?…さっきのリボンより取り難いんだけど…… 「ゆっびぃぃぃ!いちゃい!いちゃい!やめちぇ!やめりょ!このくしょばばあぁぁぁ!ゆぎぎぎっ!」 ん?何なのかしら?このわさわさに神経でも通っているのかしら?何でこんなに痛がるの? …ん…あ、なんか「ブチッ!」っていったよ?…ありゃ、これもしかして揉み上げか何か?…気持ち悪い揉み上げね… 「ゆっぎゃあぁぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃ!!やめろぉぉぉぉ!!ゆびゃぁぁぁん! ゆああぁぁ……れいみゅのきゃわいいもみあげしゃんがぁぁぁぁ!!…ゆあ…あ…あ……」 ふーむ、なんか水簿らしい姿になったわね……これ、もう弄る所がなさそうね… 何か使い道が無いかしら?…本でも見てみましょ。 第2章~ゆっくりと痛み~ ゆっくりは大変痛がりです。 軽く叩いただけでも、ものすごい痛がります。 ですが意外とダメージが少ないのです、要するに大げさなのです。 しかし何事にも限度があります。やり過ぎに注意しましょう、相手は饅頭なのですから。 まずはビンタからやってみましょう。 ただし子ゆっくりや赤ゆっくりはビンタすると潰れたり、目玉が飛び出す可能性があります。 小さい物にはでこピンがお勧めです、ポイントは皮を破らないようにする事です。 何回か試して力加減を覚えましょう。 ふむ、でこピンか…面白そうかもしれない……やってみましょ! ピシッ!ピシッ!ほらほら、あなたは不細工ですね~♪ピシッ! 「ゆっぴぃ!ゆびゃん!いちゃい!やめちぇ!ゆんやぁぁぁぁ!」 ふむ、これはスッキリできるかもしれない…ピシッ!ピシッ!……あ…爪が刺さっちゃった… うわ…餡が漏れて来ちゃった…えーっと、こういう時はどうするんだったかな? 「ゆひぃ!ゆびびゃん!やめちぇぇ!いだいぃぃ!ゆっぴぃっ!あ……あんこしゃん…でていきゃないで…」 えーっと、あったあった!一緒に分けてもらったオレンジジュース。 これを掛けるだけで良いんだったかな?…ほーれ……ふーむ、本当に不思議生物ね…気持ち悪いわ… 「ゆぶべべべっ!なにきょれ!あみゃーい!ち、ち、ち、ちあわしぇぇ!!ゆ~ん♪」 さっきの痛みがもう退いたのかしら?それにしてもこの幸せそうな顔……なんかイライラするわね… 人類を不快にするために湧いて出て来たのかしら?こいつ等は…… えっと次は何かしら?… 打撃系に飽きたという方、次のステップは道具を使ってみましょう。 第3章~ゆっくりと様々な道具達~ ゆっくりに痛みを与えるのに便利な道具をご紹介します。 1.ハエ叩き これは、ビンタやでこピンに飽きたという方にお勧めです。 よほど力をかけない限り、まずゆっくりからの餡漏れはありません。 2.針 縫い針、マチ針、釣り針、etc 様々な針がありますが、どれもゆっくり向きの道具です。餡漏れを最小限に抑えて痛みを与えることができます。 ※ただし、中枢餡(注1)は避けましょう。 ふーむ、全部読むのが面倒ね……針にしてみようかしら? えっと…裁縫道具は……あったあった。とりあえず、マチ針で良いかな? つんつん!痛いですか?つんつんつん!痛かったらいって下さいね、つんつん!痛いって言われても何もしないけどね。 「ゆっぴぃ!いだいっ!やべでぇぇ!もういやぢゃ!!いだいのいやぁぁぁぁ!!ゆっくりざぜでぇぇぇ!!」 つんつんつん!おもしろいな、確かにストレス解消には良いかもね。でもコイツ、これだけ泣いてよく枯れないわね… …また漏らしてるし、小汚い饅頭ね…つんつん!つんつん!…あ!ぶすっとやっちゃった… 「ゆっぴぃ!いだいぃ!やぢゃ!もういやぁぁぁ!ゆぽぽ?!ゆぎぎぎぎっぎぎぎぎっぎっぎ!」 あらら?何かしらこれ?ユギギギ言ってるけど、どうなったのやら?…ん?まちがったかな?なんちゃって… あら、本格的に不味そうね…えっと…これかしら? (注1)中枢餡とはゆっくりの核のような物です。 これに攻撃を加えて破壊してしまうとゆっくりは死んでしまいます。 破壊しなくてもこれを突付いたりして刺激を与えると、ゆっくりが壊れてしまうことがあります。 壊れゆっくりがお好きな方は良いですが、悲鳴をあげる事が無くなる場合もあるのでお勧めしません。 ありゃりゃ…これ、壊れちゃったのかな? 「ゆぎぎぎっぎぎぎぎっぎぎっぎぎぎぎ!!」 ふむむ、これは不味いわね…オレンジジュースで治るかしら?……うーん、駄目みたいね。 これは廃棄処分決定かしらね。……えっと、何かこいつを有効活用出来ないかしら? ……ふむ…廃ゆ?…あった、これかしら? ~死んだゆっくり、壊れたゆっくりの有効活用法~ ゆっくりも一応生きているらしいのでいずれ死にます。 死因は寿命、老衰、餓死、過労と様々ですが、健康法を実践して死んでしまう事もあります。 また、精神的に壊れてしまって健康法に使えないゆっくりも出てしまいます。 こうした使い物にならない廃棄ゆっくり(廃ゆ)を有効に利用しましょう。 1.食用 ゆっくりは人間が食べても害はありません。 ですが健康法で使用した物は汚れている可能性もあるので、 食用にされる方は加熱処理することをお勧めします。 2.ゆっくりの餌 ゆっくりは基本的に雑食です、度を越えた辛味、苦味さえなければ何でも食べます。 廃ゆのお飾りと髪の毛を毟り取ってしまえばゆっくりの餌として活用できます。 ふむ、これは使えるわね。せっかくだから焼き饅頭にしてみようかしら? では、早速フライパンを用意して…… そろそろ良いかしら?それではいってみましょう!楽しいゆっくりクッキング! ジュゥゥゥゥゥゥ!「……ゆぴ?!…ぎ…ぎぎ…ぎ………」 あらら?つまらないわね。もう少し反応がほしかったんだけど…… まあ、全身綺麗に焼いてっと………完成~♪焼きゆっくり~♪ ………不味そうね……まあ、食べるのは私じゃないから良いけどね♪ ほーらお前達、ごはんですよ~♪って、あら? 何か五月蝿いわね… 「ゆびぇぇぇぇん!れいみゅはどこいっちゃのぉぉぉ?ゆんやぁぁぁぁぁ!」 「ゆびゃぁぁぁぁん!れいみゅのさけびがきこえるのじぇぇぇ!こわいんじゃじぇぇぇぇぇ!」 あらあら?まだお姉さんは何もしてませんよ~♪なんだかテンション上がってくるわね。 ほーらお前達、そんな事よりご飯ですよー焼き饅頭ですよ~♪ 「ゆんゆんゆん……ゆゆっ!なにきゃいいにおいがしゅりゅよ!」 「ゆびゃぁぁん!……ほんちょだ!いいにおいなのじぇ~♪」 ほーらお前達、仲良く半分こ、残さず食べるのよ~♪ ……ふーむ、騒いでお腹でも減っていたのかしら?それにしても汚い食べ方ね… 「むーしゃ、むーしゃ、しあわしぇぇぇぇ!これあまあましゃんだよ!ゆっくちできりゅよ~♪」 「うめっ!これめっちゃうめ!し、し、し、しあわしぇぇぇぇぇ!!」 ふふふっ美味しい?それはあなた達のお仲間よ~♪ これくらいなら面倒見ても良いかもね♪ 「ゆふ~ん♪おなきゃいっぱいだよ!ゆっくち~♪………おなきゃいっぱいになっちゃから、そろそろいくよ…」 「げぷっ!まんじょくなのじぇ~♪ゆっくち~♪…………たくしゃんたべちゃから、そろそろでるよ…」 ん?何かしら?何か始まるのかしら? 「「うんうんしゅりゅるよ!!」」モリモリモリモリモリ! ?!!…………これは不味いわね、…現代美術の醜さね…よくこいつ等を生かしておいた親がいるわね… 「ゆふ~ん♪すっきりしちゃよ!…………ゆぴゃぁぁぁ!くしゃいぃぃぃ!うんうんいやぁぁぁ!!」 「いっぱいでたのじぇ!しゅっきりなのじぇ!……………ゆびゃぁぁん!これくしゃいぃぃぃぃ!ゆんやぁぁぁ!!」 ……それはお前達がしたんじゃないの?……特に臭いも無いみたいなんだけど…何でそんなに臭がるのやら? まあ、この様子見てたらまたストレスが溜まってくるんですけど…… 仕方ない、このままじゃ五月蝿いから今度はこの黒帽子ので遊んでみましょう♪ 「ゆびゃぁぁ……ゆゆっ!おしょらをとんじぇるのじぇ~♪」 ふーむ、何なのかしらこいつ等?何でこんなに切り替えが早いのかしら? ポジティブなのかただの馬鹿なのか……まあ、この嬉しそうな顔が最高にイライラするんだけどね… さっきのリボンのである程度は解ったら、今度は失敗しないようにやってみましょう♪ 「ゆゆ~ん、たのしいのじぇ~♪………ゆわぁぁぁん!おぼうしきゃえしちぇぇぇぇ!ゆわぁぁぁん!」 「…いだぃぃぃ!やめりゅんだじぇぇぇぇ!ごめんなしゃいぃぃぃ!あやまるきゃらもうやめちぇぇぇぇぇ!!」 「ぷすぷすはいやなんだぜぇぇぇ!いちゃいぃぃぃ!もうおうちきゃえるぅぅぅぅ!ゆんやぁぁぁぁぁ!!!」 「…で、それであんたは結局夜更かしして寝不足と…」 「夢中になってたら、何時の間にか外が明るかったわ…」 「あんたは馬鹿ね…スッキリした所で寝れば良かったのに……まあ、楽しいのは解るけどね」 友人宅に本を返しに来たのは良いんだけど、かなり眠い。 結局昨晩ってか今朝までゆっくりで遊んでしまったのである。 帽子のを苛めた後に、残ったリボンの奴も苛めて楽しんでしまったのである。 二匹ともまだ生きてはいるが大分弱ってしまったのが少し残念である。 「で、あの赤ゆとかって言うの、なんか弱すぎじゃないの?初日でもうぐったりしてるんだけど…」 「…あんたが弄り過ぎたんでしょ?赤ゆは肉体的にも精神的にも脆いからある程度加減しないと… それなのにあんたは一晩中遊んでたんでしょ?そりゃ弱るわよ」 「ふーむ、もう少し元気な奴いない?それでいてタフな奴」 「うーん、替えの赤ゆならあげても良いけど、それなら自分で繁殖させるのも良いかもね」 「んー繁殖ねえ………ねえ、あれなに?」 私はある物に気がついた。部屋の壁から生えている金属製の棒に吊るされているボールのような物。 よく見るとそれはネットに、というかストッキングのような物に入ったゆっくりだった。 そんな状況でもそれは特に気にしていないのか、幸せそうに眠っていた。 「ああ、あれはこの前から始めたダイエットで使うゆっくりよ。…まあ、ちょっと見てて」 そう言って彼女は戸棚からグローブを取り出し装着する。 そしてスヤスヤ眠るゆっくり目掛けて鋭いパンチをお見舞した。 「ゆびゃぁい!いだい!なんなのぜ?!」 「こうやって吊るしてあるコイツを殴るのよ。程よい運動にもなるし、ストレス解消にも持って来いよ。」 「でも、こいつ等ってうんうんしたり、しーしーしたりして大変でしょ?それに餡子吐いたりしないの?」 「ああそれね、それならしーしー穴もあにゃるも栓をして塞いでからネットに入れてあるのよ。 このネットはゆっくりにピッタリ密着してるから、殴ったぐらいじゃ栓も外れないし目玉も飛び出さないわ。 餡子だって吐きたくてもネットで押さえらて、また口の中に戻っていくし…それにグローブも特別製よ。 殴られる衝撃を半減してくれるのよ。凄いでしょ?」 「…凄いわね、いろいろ技術の無駄遣いしてる気がするけど……所で、私もやってみて良い?」 そう言うと私は友人から差し出されたグローブを身に着けた。 そして何が起きたのか解っていない、アホ饅頭目掛けてパンチを繰り出す。 バシンッ!「ゆべぼっ?!…ゆぎゃぁぁぁぁぁ!いだいんだぜぇぇぇぇぇ!!」 うーむ、これも楽しいかもしれない。ゆっくりも人類の健康に役立つ時代が来たのね。 完 ムシゴロウ王国を書いていると、小ネタばかり浮かんでくるのでぜんぜん話が進みません。 待っていただいている方はもう少しご辛抱ください。 徒然あき(ムシゴロウあき) 過去に書いたもの ムシシリーズ ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 小ネタ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 888 一週間 ふたば系ゆっくりいじめ 896 モチモチぷにぷに ふたば系ゆっくりいじめ 897 酔っ払い ふたば系ゆっくりいじめ 917 愛でお兄さんの悩み 愛で ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 902 私はめーりんである。 短編 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 912 ずばり、詰め合わせ 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る うんちりある笑 -- 2016-09-04 15 40 10 ↓うんある -- 2016-01-10 13 23 13 ↓うんちりある に見えた -- 2012-02-01 00 11 43 ↓うんいちりある -- 2011-12-04 19 47 11 ↓↓なぜお前はそうやって 「愛で野郎は死ね」とか言ってるんだ? 十人十色、人それぞれ好みがあるんだから別にいいじゃないか 「愛でSSは邪道」とか「虐待SSはキチガイSS」 とか言ってるやつは他にもいるけどさ、 それはただ単に自分の価値観を否定だれたくないだけだろ? 自分の価値観が他人と違うのを認めたくないだけだろ? 「他人は他人、自分は自分」 それでいいじゃないか、相手と自分の価値観が違っても それはただ単に相手の感じ方がちょっと違うだけの話だろ? 俺は別に「お前は間違ってる」とも「お前は正しい」とか言うつもりは無いさ ただこれだけ言っておくぞ 「他人の価値観を簡単に全否定するな」 これは警告でもあり忠告でもあるからな -- 2011-09-17 22 57 10 ゆっくりサンドバック良いなぁ。 有ったら私もどんどん殴っちゃいそうだw -- 2010-11-25 09 43 59 愛で野郎は死ね。 -- 2010-09-11 20 38 05 愛で健康法も作って。 -- 2010-07-18 02 51 26 ほすぃ・・・ -- 2010-06-15 01 20 53
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「あかちゃん、うまれないでね!ここでうまれたらゆっくりできないよ!」 親れいむの体は帯状のベルトで柱に固定されており、眼前にはすり鉢上の傾斜がついている。 その傾斜の終点にはボーリングの玉がすっぽり入りそうな穴が空いていて もし赤ちゃんが生まれようものならコロコロと転がってその穴へ落ちてしまうことが見て取れた。 昨日までは森でまりさとゆっくりしていて ずっと薄暗い巣穴にいたら実ゆっくりの健康に悪いからと日向ぼっこをするために草原に出た。 それから、赤ちゃんのために栄養のつくものを食べようとまりさと一緒にお野菜が勝手に生えるポイントで むーしゃむしゃ♪とごはんを食べていただけなのだ。 それが、どぼぢでこんなところに・・・。 「おねがいだから、あかちゃんゆっくりしていってね!まだうまれないでね!」 そんな親れいむの願いとは裏腹に頭上の実ゆっくりはユサユサと揺れて今にも落ちてきそう。 「ゆっ」「ゆっ」 と声を漏らしている実ゆっくりはすでに飾りの形までハッキリしている。 赤れいむが3匹と赤まりさが2匹だ。 自分では実ゆっくりの様子を見ることが出来ないが、茎を伝ってその重さが以前よりも増していることを実感している。 もう立派なプチトマトサイズ。 本当なら柔らかい葉っぱを敷き詰めて、ゆっくりと受け止めてあげたい。 そこへ、ガラッとスライド式のドアから人間が現れる。 「やあ、ゆっくりしてるかい?」 「ゆっ!?」 暗い部屋に急に外の光が差し込んだことで一瞬たじろいだが ゆっくりと同じ言葉をしゃべる動物なので、きっとゆっくりの仲間かそのハシクレだろうと直感し 事情を説明して助けを求めた。 「おにーさん、たすけてねぇー! れいむのあかちゃんがゆっくりできなくなっちゃうよ!」 「むむ、それはいけないなぁ!よ~しお兄さんに任せなさい!」 人間はポケットから木工用ボンドを取り出すと、れいむの頭上でなにやら作業を始めた。 それはプラモデルを組み立てるように慎重かつゆっくりとした動作。 「おにいさんなにやってるの!はやくれいむをたすけてね! りかいできないの?ばかなの?」 何をしているのかわからないれいむのために鏡をみせてあげる。 そこには、茎の根元と実とをガッチリと木工用ボンドで固められた赤れいむと赤まりさが映っていた。 これなら赤ちゃんが落ちてくることはない。だけどこれじゃあ根本的解決になってないことはれいむにもわかった。 「ちがうでしょ!このむのう! うごけないれいむをゆっくりしないでたすけてね!」 「あれま、じゃあボンドはこれでおしまいね」 人間はヘソを曲げて、傾斜にごろんと横になりくつろぎはじめた。 「はやく、れいむの赤ちゃんを産んでね~♪ゆっゆっ~♪」とゆっくり風の鼻歌も歌っている。 そうこうしているうちにとうとう1匹目の赤ゆっくりが生れ落ちる。 赤れいむだった。 「ゆっ、ゆっくち・・・」 ポトリッとおちた赤れいむは「ゆっくりしていってね!」と言おうとして言えないままコロリッとバランスを崩した。 「れいぶのあがじゃんがぁああ!」 このままでは、赤ちゃんが傾斜を転がって穴におちていってしまう。 ところが、転がる勢いがつく前に、横になっていた人間が足でそれを阻止をした。 つづけて、2匹目には赤まりさ、3匹目は赤れいむが生れ落ちる。 やはり、転がる赤ゆっくりを足でキープ。 「ありがとうは?」 そんな人間の言葉を無視して 「あかじゃんたちぃ!ゆっくりしていってねぇ!」 「おかーしゃん!ゆっくちちていっちぇね!」 「みゃみゃー!ゆっくちー!ゆっくちー!」 「ゆっくぃしていっちぇね!」 と勝手に挨拶を交わしている。 赤ゆっくりが助かったことでさっきまでの事を忘れている親れいむ。 すくっと立ち上がって赤ゆの支えを取り払う。 「ゆっ、ころころしゅるよ!」 「ゆっくちころがりゅよ!」 「ゆっくぃ~!」 すると、人間にはそうでもない斜面だが手足のない赤ゆっくりはバランスを崩して転がっていく。 「おちびちゃんたちころがらないでね!ころがるとゆっくりできないよ!」 親れいむの言葉もむなしく最初に生まれた赤れいむが穴めがけてホールインワン! スコーンッと綺麗な音がしたかと思うと「ゆぅぅぅ~」っと赤ゆの声は遠ざかっていく。 「れいぶのおちびぢゃんがぁぁあああ!」 ゆが~ん! 続けて赤まりさと赤れいむも転がり落ちそうになるが、姉れいむが穴に落ちたのを見て必死に斜面にこらえる。 ぴょんっ跳ぶことの出来るゆっくりの足はその柔らかさを利用すれば餅のように吸付いて斜面にも案外たえられるのだ。 「たちゅけてみゃみゃー!」 「ゆぇええ~ん!おかーしゃ~ん!」 しかし、気を抜けば転がり落ちてしまう。 産まれたばかりの赤ゆには少々酷な事態だった。 「おちびちゃんたち!あなはゆっくりできないよ! こっちまでず~りず~りしてきてね!ず~りず~りだよ!ず~りず~り!」 「ゆっ、まりしゃず~りず~りするよ!」 「れいみゅもず~りず~り!」 餅のような足が接地面積を最大まで広げ、なめくじの様な形状を取って「ず~りず~り」っと親れいむの方へと近づく。 先に赤まりさが親れいむに触れるほどまでたどり着いた。 「みゃみゃ~!す~りす~り!」 「れいみゅもす~りす~りちたいよ!」 それから赤れいむも親れいむの所までたどり着いて、頬をすり合わせて「す~りす~り」と始めた。 「れいむのあかちゃんかわいいよ!とってもゆっくりしてるね!す~りす~り」 親れいむは体が固定されて動けないので、口でそう言っているだけだ。 わずかに親れいむの体もぶにぶにと動くので、その僅かなすりすりでも赤ゆっくりは満足だった。 その間、人間はふたたび横になってケツを掻きながら鼻くそをほじっている。 数分くらいゆっくりしていただろうか、赤れいむが突然泣き始めた。 「ゆえぇええ~ん!ゆわぁあああ~ん!」 「ゆっ、どうしたのおちびちゃん!」 「まりしゃおにゃかついたよ!れいみゅもおにゃかついてないてるんだよ!」 赤まりさの言葉で、赤れいむがお腹を空かせて泣いているんだということがわかった。 普通、植物型妊娠をすると産まれた赤ちゃんのために茎を落として食べさせる。 それは始めての妊娠であっても餡子に刻まれた記憶で親れいむも知っていた。 「まっててねおちびちゃん!いまゆっくりできるごはんをだすからね!」 体が固定されているといってもボルトで柱に括り付けられているわけではない。 ベルトは頑丈だが体を揺さぶる程度の事はできた。 ゆさゆさゆさ・・・ しかし、茎はいつまでたっても落ちてこない。 その代わりに茎が声をあげた。 「ゆっくちちていっちぇね!」 「ゆっきゅりちていっちぇね!」 それは茎にボンドで固定されていた赤れいむと赤まりさ。 落ちてこないからすっかり忘れられていたが、茎についたまま赤ゆっくりとして成長したのだ。 「ゆっ、あたまのうえのおちびちゃんたち! くきをごはんにするから、ゆっくりしないでおちてきてね!」 赤ちゃんサイズまで成長しているのになんで落ちてこないの? 親れいむはさっき人間にされたことなんて赤ちゃんの可愛さですっかり忘れている。 都合の悪い事は記憶に残らないのが餡子脳だ。 「れいみゅはここでゆっくちてるよ!」 「まりしゃもだよ!ここはゆっくちできるよ!」 茎とつながっているためお腹が減ることはないしずっと親ゆっくりと繋がっていられる。 2匹にとって、そこがゆっくりプレイスになった。 「おちびちゃんたちわがままいわないでね!ぷんぷん!」 ぷくー!と膨れて威嚇をするが、そんなもの頭上の赤ゆには見えないのでまったく効果がない。 かわりにお腹をすかせた赤ゆ2匹は怖がっている。 「ゆえ~ん!おにゃかがすいたし、みゃみゃがこわいよぉ~!」 「ゆわぁぁあ~ん!」 茎が落とせない以上、別の餌をとってこないといけない。 しかし、自分はベルトで固定されていて動くことが出来ない。 そこで目に入ったのが人間だった。 ゆっくり語をしゃべるマヌケそうな動物。 ゆっくりにとって頭部の大きさは強さや知能に比例するが、目の前の動物はバスケットボールよりも小さい。 実際、れいむを助けてね!といってもたいして理解できてないみたいだし役立たずっぽいが それでも今一度仕事を与えてあげよう。 そんな思いで人間に食料をとってくることを命じた。 「にんげんさん!かわいいかわいいあかちゃんたちがおなかをすかしてるよ! ゆっくりしてないでごはんをもってきてね!それくらいのことならできるでしょ!」 すると人間は、ボケーっとした表情で親れいむの後ろの方を指差した。 「そこの管からお前には栄養が補給されているから食わんでも平気だ。 赤ゆどもには適当にうんうんでも食わせてやれ」 「ゆ?」 確かに実ゆっくりに栄養を吸われているというのにお腹が空いていない。 妊娠してからというもの、ろくに巣の外へ出ていないのにもかかわらず、しょっちゅうお腹を空かせては まりさが普段よりも多くごはんをもってきてくれたものだ。 芋虫にちょうちょ、木の実にキノコ、甘い草に 人参さんに大根さんに苺やリンゴ、クッキーや飴は今まで食べたことがないほど美味しかった。 それが、もう食べれないで管から栄養を送ってもらうだけだと思うと次第に腹が立ってくる。 「これじゃゆっぐりできないでしょ!ばかなの! れいむはあまあまやゆっくりできるごはんがたべたいよ!くそじじいはさっさとごはんをもってきてね!」 「ゆっくりちたごはんをもっちぇきてね!」 「れいみゅにもね!ぴゅんぴゅん!」 赤ゆどもまで便乗して騒ぎ立てている。 しかし、親れいむはベルトで固定されて動けないし 赤ゆも斜面から転がってしまえば穴に落ちてしまうのでそこから動くことはない。 気にせず、横になりならがけつを掻く。 「まりざぁああ!まりざはどごにいるのぉおお! れいぶはごごだよぉおお!ゆっくりしないではやくたずげでねえぇええ!」 れいむはつがいのまりさがきっと助けに来てくれると信じていた。 なにしろ二匹は赤ゆの頃からご近所同士 2匹は駆けっこをして遊んだり、時にはどちらがゆっくりした餌をとってこれるか競争をした。 「ゆっ、まっちぇまりちゃー」 「はやきゅ、はやきゅ~♪」 れいむが地を這う虫を捕まえれば、まりさは木陰に生えている食べられるキノコを れいむが甘い草を見分けて摘んでくれば、まりさは自慢の足を活かして人間の畑からにんじんを採ってきた。 「ゆっ、これれーむにあげゆ!」 「にゃにこれ、とってもおいちーよ!ちあわちぇ~♪」 こんな事もあった。 「ゆえ~ん、ゆえ~ん!」 「ゆっ、れいむどうしたの!」 泣いているれいむを見つけるまりさ。 もみあげの飾りはそのままだかられいむであることがわかるが、頭頂部の大きなリボンがなくなっていた。 「おりぼんをどこかにおとしたんだね!いっしょにさがすからゆっくりなきやんでね!」 「ゆえ~ん、れいむもうあんよがいちゃくてあるけないよ~!ゆえ~ん!ゆえ~ん!」 「まりさがさがしてくるよ!れいむはゆっくりやすんでいてね!」 ぽい~ん!ぽい~ん! 太陽が沈もうかという頃、まりさはボロボロの体でれいむのリボンを咥えて帰ってきた。 いつも自慢していた素敵なお帽子は泥んこだらけ。 やがて、月日は流れ2匹は新しい巣穴を掘り 群れから巣立ちをした。 まりさが集めてくれた、たくさんのお野菜にお菓子。 頭の上にはその、まりさとつくったかわいいあかちゃん。 れいむはただ、ゆっくりしていただけなのにそれがなぜ・・・ 動けない状態で赤ちゃんをゆっくりさせてあげられず 役立たずの人間という動物がいるだけ。 まりさ、どこにいるのまりさ れいむはここだよ!はやく助けにきてね! 「うん、そうかそうか、まりさに会いたいか?」 人間が懐からリモコンを取り出し操作すると ピッピッと機械音をさせて部屋の壁が上がっていった。 実際にはブラインドの役目をしていたシャッターが上がっただけなのだが、れいむには壁が動いたように見えた。 さっきまで薄暗かった部屋には蛍光灯が点灯され さほど広い部屋でないことがわかる。 それでもやはり、人間の住居ではなくどこかの工場といった雰囲気ではあるが8畳程度の空間だった。 その中心から真っ二つに透明なアクリル板で部屋は半分に遮られており、斜面と穴はれいむの側にだけある。 そして、反対側にいるのはれいむが助けを求めているあのまりさだ。 「まりざぁぁああ!」 まりさの様子がおかしい事はひとめでわかった。 まず、れいむと違って柱に固定されていない事。 そして、そのまりさの周囲には5匹の赤ちゃんゆっくりがいて、落とされたばかりの茎を食べていた。 「ま・・・まりさ、そのおちびちゃんたちはなに!」 まりさはの側にいる5匹の赤ゆは全て赤ありすだった。 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー♪」 「なかなかときゃいはなごはんね!」 「ありちゅ、おかーしゃんとしゅ~りしゅ~りしゅるわ!」 アリスにレイプされて出来た子供だ。 まりさは、れいむに何も言うことが出来ずただ黙々と茎を噛んで柔らかくして食べさせていた。 レイプされて産まれた子とはいえ、やはり自分の子だった。 ちなみに、れいむの声は届いていないし姿も見えてない。 アクリル板のまりさ側はマジックミラーを張り合わせてあり、れいむ側からしか様子がわからないのだ。 そんな事はわからないれいむ。 「むじぢないでねぇええ!なんでありずのおぢびじゃんがいるのぉおおお!」 それから2世帯の生活が始まった。 れいむは相変わらず動けないまま、管から栄養を送られて それが適量を超えているため自分の意思とは裏腹にうんうんが漏れ出し、それを赤れいむと赤まりさが食べる。 「くちゃいよぉおお!」 「れいみゅも、むこうのおとーしゃんみちゃいなゆっくちちたごはんたべちゃいよ!」 「わがままいわないでねぇえ!くるしいのはおかーさんもいっしょだよ!」 「おねーちゃんたちうんうんたべりゅなんてきちゃないよ!」 「れいみゅだったらちんでもそんなのたべにゃいね!」 頭上の大きな実ゆっくりは親の栄養がもらえているので勝手なことを言っている。 昼間、まりさとありす側にだけある赤ゆっくり用のおもちゃで遊ぶ向こう側の様子を見せられる。 声は聞こえないが、赤ありすたちがキャッキャっとブランコで遊び、それをまりさが楽しそうに押してあげている。 きちんと順番待ちをしている5匹のありすに「ぺーろぺーろ」と撫でる様に褒めている様子に親れいむは目をひんむいて青筋を立てた。 赤れいむと赤まりさが 「みゃみゃー!まりしゃもゆっくちあそびたいよ!」 「れいみゅもぺーろぺーろして!」 と言うが、親れいむは「うるさいよ!」と赤ゆどもを一喝した。 夜は斜面で寝ると穴に落ちそうなので、親れいむの頭に乗せてもらう。 一度口の中に入ろうとしたが、れいむが猛烈に怒りだしたので二度とそうしなくなった。 「うんうんのついたからだで、くちのなかにはいるなんてきたないでしょ!ゆっくりりかいしてね! そっちはおりぼんがよごれるから、もっとはしによってね!」 「ゆぇええ~ん!」「ゆわぁぁああ~ん!」 「おねーちゃんたちくちゃいよ!」「こっちよらないでね!」 茎の妹たちも姉ゆたちを邪魔者扱い。 最近では、「さっさとあなにおちればいいのに」なんて事を聞こえる声で言うようになった。 親れいむもそれを否定しない。 そんなある日、事件が起きた。 赤ゆどもがプチではなくトマトサイズになった頃 親れいむの頭上からバサッと茎が落ちたのだ。 それもそのはず、人間は茎と実の間にボンドで細工をしたものの、大元の親れいむの方には何もしていない。 ゆっくりの茎は全ての実がおちると茎が空洞化し、自然に茎が落ちるものだが そうならなくてもある程度の力が加われば親と茎は、ちぎれて離れる。 それがちょうどトマト2個分であった。 「ゆっくりおちるよ!ゆべっ」 「れいみゅ、おそらをとんでいるみたい!ゆびゃっ!」 その落ちた茎にれいむとまりさがしゃぶりついた。 いままでうんうんしか食べたことがなかった2匹にとって初めての食事。 「むーちゃむーちゃ!ちあわちぇー!」 「うっめっ!これめっちゃうっめ!」 「やめてねれいむのくきをたべないでね!ゆぎゃぁああ!いちゃいよぉおお!」 「くきからまりさのあんこがでてるよ!やめてね!ゆぴぃいいいい!」 ボンドで固定されている2匹は体と茎とかいまだに離れず、落ちた衝撃で体内の餡子が茎へと逆流し まるで茎がストローの様に餡子を吸い出している。 それが食べられているのだから、体に大きなストローを刺されて内臓を吸いだされているのと同じだ。 寝ていた親れいむが目を覚ますと 頭が軽くなったことに気づき、それが目の前に落ちている食い散らかされた茎と 干からびている2匹の赤ゆが目に入った。 「どぼじでおちびちゃんをたべちゃうのぉおおお!おちびちゃんのいもうとでしょぉおおお!」 「ゆ?まりさたちはごはんをたべてるだけだよ!」 「おかーしゃんはうんうんをうむきかいのくせに、いつももんくがおおいいよ!」 その時、れいむを固定していたベルトが外れた。 鼻息をフーフーっと荒げながら、久しぶりの跳躍をする親れいむ。 赤ゆはトマトサイズまで大きくなっているが、それでもバスケットボールサイズとではまるで大きさが違う。 「ゆっ?」 赤れいむの真上に影ができたと思いきや、次の瞬間にはプチュンッと子気味よい音をさせて茶色いシミが広がっていた。 「ま、まりしゃはいいこだよ!わるいのはぜんぶれいみゅだよ!」 じょじょーっと砂糖水を漏らしている。 ふと、アクリル板の向こう側をみると 親まりさと赤ありすたちがお唄を歌っていた。 「ゆっゆっゆっ~♪」 まりさの調子はずれな音程に赤ありすがつづく。 「ゆっゆっゆっ~♪」「ゆっくり~♪」「していってね~♪」 「とっても、とかいはなおうたね!」 「おにーさんがけーきをさしいれてくれたわよ、みんなでたべようね!」 自分が毎日こんな苦しい目にあっているというのに、まりさは美味しいものを食べて どこのゆっくりと作ったかわからない子供と遊んでいる。 その怒りは赤まりさへと向けられた。 「まりしゃはいいこだよ!だからゆっくり・・・ゆべっ、やめちゃ・・・ゆぎゃ! いちゃい・・・ぴぎゃ!たちゅけ・・・ぶぴゅ!」 一撃で楽にしようとは思わない。 わざと手加減をして何度も何度も念入りに体当たりをした。 そして数分後、正気をとりもどしたころにはもはや原型を留めていたない餅だか団子だかよくわからないものが転がっていた。 「ふひひ・・・れいむのあかちゃん・・・どこいったの・・・ひゃひゃひゃ」 れいむの目はうつろ、焦点が定まらず右目と左目が別々の方向を向いていた。 口からは涎を垂らして、しきりに笑い声が漏れている。 お唄が終わったまりさとありすは ケーキを囲んで、ゆっくりと団欒している。 「れいむはまりさよりも、ずっとおうたがじょうずだったんだよ!」 「ゆっ、さすがとかいはなおかーしゃんね!」 「ありしゅもおかーしゃんにあいたいわ!」 「あったらすーりすーりしてもらおうね!」 「ありしゅたちのおかーしゃんなら、きっととってもゆっくりしてるわね!」 「おかーしゃんにもこのけーきたべさせてあげたいわ!」 ピッピッと機械音がすると ガーっと部屋を遮っていたアクリル板が上がっていく。 すると、そこにはしーしーを漏らしながらケタケタと笑う成体のれいむがいた。 飾りのおかげで、それがあのれいむである事がわかるが、まるで変わり果てている。 一歩動くごとにブピュッブピュッと頭の後ろから餡子が漏れ出しているが本人が気づいていない。 栄養を送る管が抜けたため、今度はそこから餡子が漏れていた。 「おちびちゃんが・・・いちぃ・・・にぃ・・・いっぱぁ~い・・・こんなところにいたぁ・・・うひひひひ」 飛びあがる親れいむ。 あっけにとられている赤ありすが2匹下敷きになった。 「ゆぴゃ!」「ぴきゅ!」 ケーキにカスタードが混ざって汚いデコレーションケーキになった。 親れいむはそのまままりさの方へ突進し、まりさの顔にベチャッとカスタードケーキがへばりつく。 古典的なパイ投げコメディの様な姿になったが誰も笑わない。 「おめめがみえないよぉおお!れいぶやめてぇえええ!」 仰向けに倒れたまりさのぺにぺにのあたりを噛力で砕けてギザギザになった歯が襲う。 「ぎゅぴぃいぃいい!まりざのぺにぺにがぁあああ!」 おとーさんをいじめないでね!と1匹のありすが割って入ろうとしたが 「おと・・・」の時点で踏み潰されて姉妹と同じくケーキをカスタードで都会派なコーディネートをしただけだった。 後頭部から致命傷になるほど餡子をブリュブリュと吐き出して ようやく、まりさへの暴力はおわったが 「けふひゅ・・・これはゆめだよ・・・まりざは・・・ゆっくりめをざまず・・・よ・・・もっとゆっくり・・・し」 すぐに息絶えた。 「まりざぁァア・・・どこにいるのぉおお・・・」 れいむは死ななかったが、それでも動けないほどの餡子を失い虫の息だった。 呆然と生き残った2匹の赤ありすが固まっている。 そこへ、ガラッとスライド式のドアを開けて人間が入ってくる。 「いや~おわったおわった。それじゃあお前たちは森に返してあげよう」 目の粗い籠に虫の息の親れいむと、なにがなんだかわからない赤ありすを放り込むと そのまま外へ出て、もともとれいむとまりさが住んでいたあたりへと運んだ。 「このれいむも元はといえばあのまりさにそそのかされて畑を荒らしてただけだからな命だけは助けてやろう。 もっとも、このまま放っておけばそのうち死ぬだろうが チビありすは恨むなら畑お襲ったゲスまりさと、レイパーありすを恨めよ! ケーキに比べたらここのメシはまずいだろうが、まあ頑張れ!」 そう言い残して、人間は去っていった。 寒空の中、呆然としている2匹の赤ありす。 ぴゅーっと北風が吹いた。 「みゅ・・・しゃむいわ、ここはどこなの!」 「ありしゅもうおうちかえりゅ~!ゆえ~ん!」 「う・・・ぐ・・・まりざぁ・・・はやく・・・かえってきて・・・」 かろうじて息がある親れいむ。 後頭部からは相変わらず餡子が漏れ出していて、ブッ・・・ブブッと汚い音を出している。 「ありしゅたちはおとーさんとゆっくりしてたのに、このおばさんのせいで・・・」 「このいにゃかもの!おとーさんをかえして!」 赤アリスの体当たりが追い討ちをかける。 「ゆっ・・・ゆっ・・・ゆっくり~・・・していってね~・・・・ゆっくり~♪」 瀕死とはいえ、赤ありすの体当たりは親れいむにはまるで効いていなかった。 虚ろな目でまりさが上手だよと言ってくれたお唄を歌いだす。 「ゆっ!このとかいはなうたは!おとーしゃんがいつもうたってたおうたよ!」 「まさか、このおばさんは・・・!おかーしゃんなの?」 「ゆっ♪・・・ゆっくり~・・・♪」 「おかーしゃん!おかーしゃんごめんなさい!」 「ゆっくりちていってね!ゆっくりちていってね!」 季節は冬間近。 ほとんどの動物は冬眠の準備を終えた誰もいないはずの森の奥から「ゆっくり~♪」と音程のおかしな歌声が聞こえていた。 やがて、風の音に歌はかき消され それからもう森から歌が聞こえることはなかった。 終わり。 ーオマケー 親れいむの体にすりよってしきりに謝る2匹の赤ありす。 「おかーしゃん、けがをしてるわ!」 「いまありすが、たべものをもってくるわね!」 2匹の赤ありすがピコピコッと跳ねて森の奥へと入っていく。 産まれてから人間のごはんやお菓子を食べてきた。 だから何が食べられる物なのかわからない。 石の下に蠢いていた虫を捕まえて、口にいれてみたが苦くてとても食べられたものじゃない そこら辺りに生えている草もそう。 あてもなく森を彷徨って、ゆっくりの巣を発見した。 大半の動物は冬前に越冬のための準備を終えるが、ゆっくりのほとんどは冬になってから冬篭りをする。 だから、まだ入り口が閉ざされていない巣があった。 「ゆっ、とかいはなありすにはせまいいえだけど これならおかーしゃんもありすもこごえないですむわ!」 奥には産まれたばかりのプチトマトサイズの赤れいむが5匹と、赤まりさが4匹いた。 「おねーしゃんだれ?ここはまりしゃのおうちだよ!」 「そのごはんは、おかーしゃんがあつめたれいみゅたちのごはんだよ!」 「たくさんごはんがあるなら、ありすたちにわけてね! おちびちゃんたちはちいさいから、ありすがびょうどうにやまわけするわよ!」 そう言って、山となっている餌の5分の4ほどを自分のほうへ引き寄せた。 これにおこった赤ゆが、ありすにつめよってくる。 「かってにはいってきて、ごはんをとらないでね!」 「ゆっくちできないおねーしゃんはでちゃいってね!」 「わがままをいうおちびちゃんはきらいだよ!」 ぽかりっ ありすが先頭にいた赤まりさの頭を突き出した体でこづいた。 「ゆぎゅっ・・・ゆわぁぁぁあああん!」 泣き出す、赤まりさ 他の赤ゆたちも、それをみて赤ありすから離れる。 「このよは、じゃくにくきょうしょくだよ! おまえたちはそこでゆっくりしててね!」 さっそく、勝ち取ったごはんをほうばるありす。 乾燥している虫とキノコ、それに硬い木の実だ。 「ゆ・・・まじゅい!これぜんぜんあまくないよ!ありすはとかいはなあまあまがたべたいわ!」 2匹はそう喚き散らすと、巣の中にあるものを捨てだした。 ゆっくりできない食料に、赤ゆが大切にしていた小石、それからお布団に使っていた葉っぱ。 次々と剥ぎ取っては外へ捨て自分達が生まれ育った何にもない部屋を作ろうとしている。 「やめちゃね!まりしゃのちゃからものが!」 「それはおかーしゃんたちがあつめてくれたごはんだよ!ゆぇえ~ん!」 「ゆっ、おちびちゃんたちそのおはなはなにかしら?」 お花の輪が目に入った。 これは赤ゆたちが親にプレゼントするために一生懸命作った花飾り。 「むーしゃ、むーしゃ、それなり~!」 「むっちゃむっちゃ、とかいはじゃないけど、まずまずたべられるわね!」 「ゆわぁぁああ~ん!」「ゆぇええ~ん!」「ゆわわぁ~ん!」 そこへ、ヌッと巨大な影がありすに覆う。 「もっとおはなをたべさせ・・・ゆべっ!」 「ありすたちは、とかいはなこーでぃねーとをしてあげただけ・・・ぶきゅっ!」 過去の作品 ゆっくりいじめ系1222 ゆっくり繁殖させるよ! ゆっくりいじめ系1254 赤ちゃんを育てさせる ゆっくりいじめ系1261 水上まりさのゆでだこ風味 ゆっくりいじめ系1297 ゆっくり贅沢三昧・前編 ゆっくりいじめ系1466 ゆっくり贅沢三昧・後編 ゆっくりいじめ系1467 まりさの皮を被ったアリス ゆっくりいじめ系1468 肥料用まりさの一生 ゆっくりいじめ小ネタ222 ゆっくっきんぐ ドナーツ編 ゆっくりいじめ系1532 可愛そうな赤ちゃんにゆっくり恵んでね ゆっくりいじめ系1580 ゆっくりしなかった魔理沙と愛のないアリス ゆっくりいじめ系1673 ゆっくりクアリウム ゆっくりいじめ系1715 ゆっくりトイレ ゆっくりいじめ系1735 ゆっくりれいむと白いお部屋 ゆっくりいじめ系1743 プラチナまりさとフリーすっきり権 ゆっくりいじめ系1761 ちょっとしたイタズラ ゆっくりいじめ系1905 あったかいゆっくり ゆっくりいじめ系1935 しゃべらないゆっくり ゆっくりいじめ系1940 愛されまりさの一日 ゆっくりいじめ系1993 加工場産の赤ゆっくりを育てる 前編 ゆっくりいじめ系1994 加工場産の赤ゆっくりを育てる 中編 作者:まりさ大好きあき?
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※いじめの対象はありすメイン他おまけ程度です ※肉体的虐待より精神的虐待を目指しました ※俺設定を含みます ※その他あれこれとあるかもしれません 幻想郷のとある人里、その近くにある里山にゆっくり達の声が響いた。 「ゆっ!にんげんさんがいるよ!」 「ゆぅ~。れいむのおかあさんはにんげんさんはゆっくりできないっていってたよ」 「むきゅ!れいむのいうとおりだわ。ぱちゅりーもおかあさんからそうきいたもの」 「れいむ、ぱちゅりー、おちついて!かんたんにとりみだすなんてとかいはじゃないわ!」 まりさが発見した人間にれいむとぱちゅりーが怯え、ありすがそれを宥めている。 四匹は成体に成り立てのまだ若いゆっくりだが、親の躾が良かったのか人間の恐ろしさを十分に理解していた。 普段は里山のこの辺りにゆっくりが出没することはない。人里に比較的近く、人間が山菜などの山の恵みを採りに来る ここはこの山の奥の方に住むゆっくり達にとってはゆっくり出来ない場所だからだ。 ゆっくりは成体になると育った巣と親元を離れて一人暮らしを始める巣立ちを行う。 この四匹は徐々に近づいてくる巣立ちの日に備えて、 仲良し四匹組で自分の巣を作る新天地の下見をしているうちに張り切って進みすぎていたのだった。 「ん?ここいらへんでゆっくりを見るなんて珍しいな」 人間の男の方もゆっくりに気付いたようだ。 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 まりさが意を決して人間に声を掛ける。本当なら一目散に逃げ出したかった。 しかし、もしゆっくりより遥かに強いという人間が襲いかかってきたら、まず犠牲になるのは運動の苦手なぱちゅりーだろう。 友達を見捨てるようなことは出来ない。いや、仮に出来たとしても絶対にやっちゃいけない。 「ああ、ゆっくりしていってね」 返ってきたのは四匹にとっては予想外の返事だった。 緊張状態にあった四匹の体が男の一言で弛緩する。特に、いざという時は自分が男に立ち向かってその隙にみんなを逃がそうと、 内心で死をも覚悟していたまりさは安堵のため息を吐いた。 「ゆ、ゆふぅぅ~」 そんな風になにやら固まったり弛緩したりしている四匹を不思議そうに見ながら、男が質問する。 「お前達、何でこんなところにいるんだ?」 「れいむたちは、もうすぐすだちをするんだよ!」 「むきゅ!むれでしごとをするいちにんまえのゆっくりになるの!」 「だから、いちにんまえにふさわしい、とかいはなおうちをさがしてここまできたのよ!」 挨拶を返してくれたことで、この人間は言われていた程ゆっくりできない訳ではないらしいと判断した三匹が次々に質問に答える。 「へー、そりゃおめでとう。でもこの辺は人間のテリトリーだから巣を作るには危ないぞ。 それにここからだと群れが遠いから、仕事とやらもちゃんとできなくなっちゃうぞ」 男のその言葉に、まりさが慌てて反応する。 「ゆゆ!しごとができないのはだめだよ!いちにんまえになれなくなっちゃうよ! いちにんまえになれないとけっこんもすっきりーもできないよ! まりさは、けっこんしてあかちゃんをつくって、おかあさんみたいなりっぱなゆっくりになりたいよ!」 どうやらこの四匹がいる群れでは、成体となって巣立ちをし、群れのために仕事をすることでようやく一人前と認められるようだ。 そして、一人前としての義務を果たすことでようやく結婚や出産の権利が認められるらしい。 義務と権利の相関。ゆっくりの群れにしては随分立派なことだと思いながら更に男は尋ねた。 「仕事ってのはどんなことをするんだ?」 「まりさはかりをして、ゆっくりできるごはんさんをあつめるよ!」 「れいむはほぼさんになるよ!おかあさんのいないこどもたちのめんどうをみて、ゆっくりさせてあげるんだよ!」 「ぱちゅりーはじむのしごとをするの。ごはんのりょうやおうちやこづくりのもんだいをかいけつするのよ」 「ありすは、とかいはなこーでぃねーたーになるわ!おうちやひろばをかざって、とかいはなえんしゅつをするの!」 なるほど、男は納得して頷いた。どうやら四匹ともそれぞれの特長を生かした仕事に就くようだ。 食料集めは絶対必須の仕事だ。食べなければ何もできない。 保母さんも分かる。もろい生き物であるゆっくりの子育ての過程ではどうしても親を失った子が多く出るだろう。 その世話をして一匹でも多く一人前にすることは群れの繁栄に繋がる。 事務も群れのためになる仕事だろう。食料を集めたら集めただけ食べてしまって、ちょっとした怪我や雨ですぐ飢えるといった事態を避けるため備蓄の指示をだす。 また、家造りや子作りは特に越冬時に問題になりやすいため、事前に入念な準備と指導が必要だろう。 いや、しかし、コーディネーターというのは何だろうか?家や広場を飾ると言っていたがそんなことが必要なことなのだろうか? 生活に余裕を持てる強い生き物、例えば人間や妖怪が余暇を利用してそういった楽しみを追求するのは分かる。 しかし、ゆっくりは弱い生き物だ。そう、無い知恵を振り絞り、必死に頑張って働いても他の生物にあっさりとその命を踏みにじられるほどに弱い。 そんな生き物に必要なのはまずは生きるために働くことではないだろうか? 男はその疑問を四匹にぶつけてみた。 「まりさとれいむとぱちゅりーの仕事は分かった。でもありすのコーディネーターは本当に必要な仕事のか?」 「ゆ?」 「ゆぅ~?」 「むきゅきゅ?」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!どっでも゛どがいはなじごどでしょおぉぉぉぉぉぉ!!!」 ありすを除く三匹の疑問の声とありすの絶叫が里山に木霊した。男はありすを無視して平然としたまま続ける。 「だって、そうじゃないか。なあ、まりさ。ありすは飾り付けをするよりご飯集めをした方が いっぱいご飯が集められて良いと思わないか?」 「ゆ?ゆぅ~、でも……」 「飾り付けは生きるために絶対必要って訳じゃないんだろ?なら、ありすには狩りに参加してもらって 美味しいものをいっぱい集めてもらう方が食べるものがたくさんになってゆっくりできるじゃないか?」 「ま、まりさにはわからないよ……」 「れいむはどうだ?ありすは飾り付けをするより、たくさんのこどもを育てて一人前にする方が群れに貢献できると思わないか?」 「ゆゆっ!」 「ぱちゅりーは?運動が苦手なぱちゅりーはありすが手伝ってくれれば、より効率的に働けるんじゃないか?」 「むきゅう……」 男が三人に声を掛けるのを聞きながら、ありすは焦っていた。まさか自分の仕事をこんなところで人間に完全否定されるなんて思ってもいなかった。 今の今まで都会派な自信に満ち溢れていた心が急速に萎えていく。もしも、群れで自分の仕事が認められなければ、仲良し組で自分だけ子供のままということになる。 嫌だ。絶対に嫌だ。 子供の頃からずっと一緒で仲良しだったみんなが一人前になるのを尻目に一人だけ子供のままでいる。 やがては結婚し、子供を作り、立派な親になるみんなに置いていかれて一人だけ結婚もすっきりもできないままでいる。 そんなの全然都会派じゃない。田舎者だ。とびきりの田舎者だ。 「ぞんなのい゛や゛だあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!」 「ありす、おちついてね!ゆっくりしてね!」 「むきゅ!とりみだしちゃだめよ、ありす!そんなのとかいはじゃないわ!」 「どがいはじゃないのはい゛や゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 れいむとぱちゅりーが何とかありすを落ち着けようとしている。その様子を横目にまりさは男に食って掛かった。 「おにいさんやめてね!ありすをいじめないでね!」 「別に虐めてるつもりはないんだけどなあ。ただ本当のことを言っただけであって」 男には反省の色は全く無い。いや、男はそもそも間違ったことを言ったとも思っていない。 普段ゆっくりと触れ合う機会の殆どない男には、ありすの都会派へのこだわりとそれを自分が踏みにじったことなど分かるはずがなかった。 「なにがぼんどうのごどだあ!ゆ゛っぐり゛でぎないじじい゛はゆ゛っぐり゛ぜずにじねぇ!!」 先ほどの男の言葉を聞き咎めたありすがとうとう暴発した。 れいむ、ぱちゅりー、まりさを置き去りにして男の足に向かって体当たりを繰り返す。 「おいおい、なんて事するんだ。せっかく群れのためになるよう忠告してやったのに。まったくありすは悪いゆっくりだな」 男のその言葉に、まりさは自身のあんこが急激に冷えていくのを感じた。代わりに忘れていた人間への恐れが急激に浮上してくる。 ありすの気持ちは分かるが人間を怒らせるのだけはまずい。 ふと横を見る。するとれいむとぱちゅりーは既に恐怖にぶるぶると震えていた。とても動けそうな状態ではない。 自分がやらなければならない。ありすを落ち着かせ、人間さんに謝って、みんなを連れて一刻も早くここを立ち去らなければならない。 「お、おにいさん!ゆっくりごめんなさい!ありすもわるぎがあるわけじゃないんです!」 「ジジイ呼ばわりした挙げ句に体当たりまでしといて悪気はないって言われてもなあ」 「ゆ、ゆぅ……。ありす、そんなことしちゃだめだよ!ゆっくりできなくなるよ!」 男とまりさの会話の間も体当たりを続けていたありすをまりさが制止する。 「ゆっくりまっててね、まりさ!もうちょっとでこのじじいをたおせるわ!」 しかし、ありすは従わなかった。いや、むしろ攻撃が効いていると確信して勢いを強めている。 あまりの怒りに人間への恐怖も親の教えもあんこの遙か彼方へ飛んで行ってしまったようだ。 「にんげんざんをだおぜるわけないでしょおおおお!!おねがいだがらやべてよおおお!!」 「う~ん、もういいや。最初は礼儀正しいゆっくり達かと思ったけどやっぱり害獣なんだな。 放っとくと里に迷惑を掛けるかもしれないしお仕置きしとくか!」 男の口から死刑宣告にも等しい言葉が発せられた。 恐怖のあまり硬直していたれいむとぱちゅりーがその言葉に弾かれたように動き出した。二匹揃ってゆっくり式の土下座を繰り返す。 「おねがいだがらびゅるじでぐだざいぃぃぃ!あやばりばずがらあ゛ぁ゛ぁ゛!」 「むきゅう!むきゅきゅう、むきゅう!」 懸命に命乞いをする二匹、ぱちゅりーに至っては余りの必死さに言語を失っている程だ。 しかし男はそんなゆっくり達の懇願を全く意に介さない。 「い~や、ダメだ。お前達はクズだ。害獣だ。一匹残らずお仕置きする」 そう言うと、男はゆっくりからすると信じがたい程の速さでいまだに体当たりを続けるありすとそれを止めようとするまりさから それぞれカチューシャと帽子を奪い、それでも土下座を繰り返すれいむとぱちゅりーからも飾りを取り上げた。 そのままの勢いで宣言する。 「お前達はまだ悪いことをしたわけじゃないから命だけは助けてやる。だが、ゆっくりにとって一番大事だという飾りは破壊させてもらう」 そして間髪入れずに全ての飾りを力尽くで引きちぎり、たたき割った。 「「「「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」」」」 四匹の悲鳴が里山に響き渡る。飾りのないゆっくりは仲間はおろか親姉妹からさえ排斥される。 これでもう四匹がゆっきりできる可能性は一切無くなったと言っても過言ではない。 「じゃあな!ゆっくりども!これに懲りたら少しは良いゆっくりになれよ!」 そして男は、悲鳴を上げた体勢のまま茫然自失の四匹を置いて意気揚々と里山を下っていった。 その顔には自分が悪いことをしたという罪悪感など微塵も感じられない。 逆に、里を害獣から守ったという達成感とその害獣にさえ更生の道を与えてやったという満足感に輝いていた。 おまけ どうしてこんなことになったんだろう。 男が去ってから数十分、ようやく思考を取り戻したまりさは自問自答した 大切な大切なお帽子さんを失ってしまった。 もうすぐ一人前になれるはずだったのに。お母さんや妹たちから祝福されて巣立ち、立派に仕事をこなし、 そしてやがてはれいむにプロポーズするはずだったのに。 全ては失われてしまった。 お母さんも妹たちも群れでの立場もれいむとの幸福な生活も生まれてくるはずだった子供達も、全て。 ほんのついさっきまで輝くような未来があったはずなのに。 今や残された未来は、飾りのない、ゆっくりできない日陰者ゆっくりとしてのくすんだ未来だけ。 どうしてこんなことになったんだろう。 「……ありすのせいだよ」 まりさと同じように沈痛な面持ちで何事かを考え込んでいたれいむがぽつりと言った。 そうか、ありすのせいだったのか。 「ありすがおかあさんたちのことばをわすれて、にんげんさんにさからったからこうなったんだよ……」 風の音に紛れてしまいそうなくらい小さな声だったその言葉は、しかし、今の四匹にはどんな音よりも大きく聞こえた。 そうだ、自分は必死で止めようとしたのにありすは……。 「むきゅ。それにありすはむれのためにならないしごとをしようとしてたわ。さいしょからゆっくりできないゆっくりだったのよ」 ぱちゅりーが更に付け加えた。 そうだよ、今考えればお兄さんが言ってたことが正しいじゃないか。 「ま、まって!ありすはそんなつもりじゃ「ばりずのぜいだよおおおおおおおおおおお!!!」 反論しようとしたありすの言葉を遮ってれいむが叫んだ。あんこの奥底から絞り出したような怨嗟に満ちた叫びだった。 「むきゅう。ありすにはしつぼうしたわ」 ぱちゅりーもありすを見限ろうとしている。 ありすは二匹の責めに耐えられなくなりまりさを見た。大好きなまりさ。とっても都会派で、格好良くて可愛いまりさ。 一人前になって、自分に自信が持てたその時には、ずっといっしょにゆっくりしようとプロポーズするつもりだったまりさ。 まりさならきっとありすを助けてくれる。 「……ま、まりさ」 まりさは何も言わなかった。ただその目だけが、怒り・憎しみ・絶望といった様々な負の感情が混じり合い爛々と輝いている。 まりさは何も言わなかった。何も言わないまま、ありすに渾身の体当たりを仕掛けた。 「ゆげぇっ!」 ありすは予想外の展開にまともな抵抗も出来ずにふっとんだ。全身に痛みが走る。 そして制裁はそれで終わらなかった。まりさと、感情を爆発させたれいむがありすに突っ込んでいく。 「……」 「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」 「ごみくずありすはしにさない!しんでぱちゅりーたちにおわびしなさい」 無言で襲いかかるまりさの攻撃と怨嗟の言葉と共に襲いかかるれいむの攻撃。ぱちゅりーの罵声。 ありすは身も心も既に虫の息だ 「も、もっとゆっく――ゆべぇっ」 とうとうありすはお決まりのセリフすら言えずに息絶えた。 三匹はそれでも決して攻撃を止めようとしない。 攻撃を止めれば現実と向き合わなければならなくなる。これから死ぬまで全くゆっくり出来ないであろうという現実と。 それが何より恐ろしかった。先にあっさりと死んだありすはまだ幸せなのかもしれない。 これから先、この三匹に決して幸福は訪れない。 このSSに感想をつける
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ゆっくり工作セット 16KB 虐待-いじめ 飼いゆ 現代 ゆっくりって結構器用だと思う 「こらっ!部屋を汚すなって言ってんだろ!!」 「ゆぁーん!れいむ、よごしてなんかないぃぃいいい!?」 「ゴミ箱倒しやがって!それにティッシュも1箱丸ごと中身バラ撒きやがって!!」 「れいむのおうちなのにぃぃいい!?べっどさん、がんばっでづぐっだのぉぉ!」 「うるせぇ、お仕置きだ!ひゃっはー!!」 「あんよぺんぺんやめでぇぇぇええ!!」 飼いゆっくりが、部屋を荒らして困る、と言う話はよく聞く。 相当厳しくしつけても、たとえバッジ持ちだとしても、 この癖ばかりはなかなか治らないとの事だ。 というのも実際のところ、ゆっくり自身に部屋を汚している自覚が無いのが問題なのである。 ゲスが家屋侵入して部屋を荒らすののは訳が違うのだ。 なぜなら、飼い主から見れば明らかに部屋を散らかしているこの行動、 これは、ゆっくりの本能に根づいた行動だからなのである。 『ゆっくり工作セット』 D.O 部屋を荒らしているつもりはない、となると一体何をやっているのか。 ・・・・・・それは『工作』である。 ゆっくりは本能的に、工作を行う事が大好きなのだ。 野生のゆっくりが穴を掘り、木の枝や小石を積み上げて、 かなりの労力をかけておうちを作ることは知られている。 それが町中ともなるとさらに手が込んでおり、木箱やダンボール、ブルーシートやビニル袋まで使って それこそ公園を住処とする人間さんと同レベルのおうちを作ることもある。 おうちだけなら鳥でもモグラでもビーバーでも作るだろうが、ゆっくりの場合それだけではない。 ベッドと称しては、赤ゆっくりのお布団用に、枯れ草で編んだとりかごを作ったり、 様々な道具を木の枝や葉っぱ、土や石を使って作成することも多い。 生活に余裕さえあれば、特に必要も無いのに玩具の類を自作したりすることだってある。 脆弱な体を守るため、ゆっくりしたいという欲求を何とか満たすため、 ゆっくりせずに必死に工夫する内、『工作』が本能にまでなってしまったのだろうか。 自分だけで作った、自分だけの何かを手に入れることは、 あの無力な饅頭達にとって、この上ない大きな喜びなのかもしれない。 ともあれ、ゆっくりを飼い、しかも無理な調教をしないで仲良くやっていこうと思ったら、 この本能とも上手く折り合いをつけていくしかないのである。 ・・・と言う研究結果が公式に発表されてからどれくらい経ったか。 ついにそんな、ゆっくりの本能的な欲求に目をつけたとある玩具会社が、 飼いゆっくりから爆発的な人気を集めることになる新製品を開発したのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ゆっくり工作ブロックセット・赤ゆっくり用』 パッケージにそう書かれているこの人気商品。 私も予約待ちの末、ようやく手に入れることができた。 バケツのような容器に、山盛りで入ったこの玩具は、 見た目はスポンジ製の積み木、といった感じだ。 形は円柱・直方体・Y字型・その他様々。 何となく、森でも手に入る木の枝や小石っぽく見えないでもない物が多い。 素材はスポンジっぽい外見だが、実際はもう少し硬く重く出来ている。 とは言えそこはゆっくり向け玩具。 少なくともゆっくりが怪我をするようなものではないので、 安心して使用させることは出来るようだ。 表面を触ると低粘着性でペトペト指にくっつき、 2つのブロックをグッと押し付けあうと、少し叩いたくらいでははがれない。 中に磁石が仕込んであるタイプもあり、この粘着力とあわせると、 ゆっくりがちょっと押したり引いたりくらいではバラバラにならないほど頑丈にくっつく。 それでいて、何度くっつけはがしてを繰り返しても、 壊れもしなければ粘着性も落ちないという優れものだ。 ゆっくりに与える玩具に大事なもの、 安全性、強度、耐久性、いずれも備えた、さすがのヒット商品である。 赤ゆっくり向けから成体向けまで、サイズにも種類が豊富なのだが・・・ とりあえず今回は、我が家のゆっくり達に合わせたサイズにしてみた。 ガシャガシャガシャ・・・ 「ゆゆ?このいししゃん、ゆっくちしちぇるにぇ!」 「このえだしゃんも、とっちぇもときゃいはよ!」 「しゅーりしゅーり、ちあわちぇー!」 我が家の飼いゆっくり達から見ると、本物の小石や木の枝に見えるのか・・・。 とにかく気に入ったようで何よりだ。 ちなみに私の家では、4畳半一間の和室を丸ごと飼いゆっくりスペースにして、 20匹の赤ゆっくりを飼っている。 飼っているのだから当然だが、私はゆっくりの事が好きだ。 種類はれいむ・まりさ・ありすと、リーズナブルな3種。特にこだわりは無い。 ただ、この数でサッカーボールサイズまで成長されてはさすがにきついので、 成長抑制剤のお世話になる事にしており、 生後3カ月現在でもこいつらはピンポン玉サイズのままだったりする。 これまでこのゆっくり部屋に置いていたのは、 全員用のベッドとして座布団を一つ、餌を入れた小皿、ハムスター用の給水器、トイレ用の皿、以上。 毛糸を玉にして与えたり、ピンポン玉をいくつかくれてやったりしていたが、 活発なまりさ種以外は食いつきがイマイチだったので、 今回奮発して、この人気商品を購入した、と言うわけである。 「ゆぁーい!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 色とりどりのブロックに群がる赤ゆ達。 みんな、これまで見た事のない物が与えられて、 目をキラキラと輝かせながらブロックにすーりすーりしたり、 端っこを噛んでみたり、上に乗って跳ねてみたりしていた。 説明書によると、後は放っておいていいらしいので、部屋の外から観察する事にする。 「しゅーりしゅーり、ゆゆーん!やわらかくっちぇ、ゆっくちー!」 「いろもきれいにぇ!とっちぇもときゃいはだわ!」 「ゆぅ~・・・」 赤ゆっくり達が思い思いに新しい玩具でゆっくりする中、 1匹の赤まりさが何やら考え事をしている風な態度をとっていた。 「ゆふぅ~ん・・ゆ?どうしちゃの?まりしゃ。」 「ゆぅ~・・・ゆゆっ!ゆっくちおもいついちゃよ!!」 「びっくりー!!おおごえださにゃいでにぇ!?」×19 「ゆっくちはこぶよ!ゆっくち!ゆっくち!」 「ぽかーん・・・ゆっくちなにしちぇるの?」×19 表情を先ほどまでよりさらに輝かせた赤まりさは、 ブロックの中でも平べったい長方形、かまぼこ板状のものを口に咥え、 部屋の端っこに立てかけた。 「ゆっくち!もっとはこびゅよ!ゆっくち!ゆっくちー!」 さらに、立てかけた板を補強するように、周囲に小石サイズのブロックを置き、 板がずれたり倒れたりしないように固定していった。 ・・・・・・。 「ゆっくちかんせいしちゃよ!!」 「ゆ、ゆわぁ~。」×19 「ここはまりしゃのおうちだよ!ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!」 それは、壁に板を立てかけただけの、どうという事も無い工作物だった。 だが、その板の裏側の陰に赤まりさが身をうずめると、 それは確かに、これまで赤ゆっくりが見た事も無い、実にゆっくりしたおうちであったのである。 そしてその瞬間、他の赤ゆっくり全員が、驚きとも喜びとがごちゃ混ぜになった感情を、一気に爆発させた。 「しゅっごーい!!しゅっごくゆっくちしちぇるよーっ!!」 「ゆふ~ん。しょれほどでもありゅよ!」 「とっちぇもときゃいはよ!・・・ゆっ!ありしゅもおうちつくりゅわ!!」 「ゆっくちつくりゅよっ!!えいっえいっ!ゆー!!」×19 そこから先の、赤ゆっくり達のとった行動は、普段ののんびりゆっくりした姿と見違えるような、 実に活気と想像力にあふれた創作活動であった。 「このえだしゃんは、れいみゅがつかうよ!」 「このいししゃんは、ありしゅがこーでぃねーとしゅるわ!」 「ゆぁーん。まりしゃもえだしゃん、ほちいよー!」 多少ケンカもあったようだが、 みんな、一心不乱に工作に取り掛かっている。 こちらが隣の部屋でその様子を見ながら感心している間に、 早くも各々が想像力の限りを尽くして組み上げている、立派なおうちが作られていった。 「まりしゃのおうちだよ!ゆっくちー!」 「ゆわぁ!かっこいいにぇ!まりしゃのおぼうちしゃんみちゃーい!」 「ゆっへん!」 ある赤まりさは、いくつかの長い棒状のブロックをテント状に組み、 その周りにさらに、平たいブロックをかぶせていき、 円錐・あるいは竪穴式住居風とも言えそうなおうちを作り上げていた。 一方ありすも面白い。 「これはときゃいはな、てーぶるしゃんにぇ!」 「ありしゅのゆっくちした、そふぁべっどしゃんよ!」 柵でも作るようにブロックで円を作り、その内側を『都会派にコーディネート』しているらしい。 ここが人間の家の中で、雨や風を防ぐ必要が無いと理解しているのか、 それとも機能性よりインテリアデザイン重視なだけなのか。 「ここはありしゅのおうちよ!ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 色・形の異なるブロックをキレイ並べて、 豪華な居間を作ってしまった。 ほとんどの赤ゆっくりは協力し合ったりせず、自分専用のおうちやら遊び場やらを作っているあたり、 『自分で作った自分だけのモノ』と言う所が大事なのだろうか。 この習性が、野生ゆっくりの群れが数年で必ず崩壊する原因なのかもしれない。 だが、そんな悪く言えば利己的、良く言って独立志向の高いゆっくり達の中でも、 協力し合っている赤まりさと赤れいむがいた。 こちらはこちらでゆっくりらしい理由でのようだが。 「おうちができたりゃ・・・まりしゃといっしょに、ゆっくちしようにぇっ!」 「まりしゃ・・・れいみゅは、まりしゃとずっとゆっくちしちゃいよ!」 「れいみゅ・・・ちゅっちゅしちぇいい?」 「まりしゃぁ・・・ちゅっ!」 まあ、お熱いことで。 まあ、なんと言うか、ゆっくりにとって『おうち』と言うヤツは、 おとなの証であり、財産であり、ステータスだと言う事なのだろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− それから半日・・・ 途中に休憩とお昼寝を挟みつつ、赤ゆっくり達が作業を終えた頃には、 部屋の中は縄文人の集落のような姿に様変わりしていた。 「ゆぅ~。ゆっくちしちぇるよぉ。」 「まりしゃのおうち・・・しゅーりしゅーり、ちあわちぇ~。」 「ひろばしゃんも、ゆっくちしちぇるにぇ。」 集落は、中心に広場を持ち、その周囲に各々のおうちが、 そのさらに周囲には、柵のつもりか細長いブロックで囲いまで作ってある。 そしてどの赤ゆっくり達も、自分の、あるいは自分達のおうちの中でゆっくりしている。 しかも、単にごっこ遊び、秘密基地遊びというわけではない。 「むーちゃむーちゃ・・ち、ち、ちあわちぇー!」 最初におうちを作った赤まりさは、餌皿からペレット状の餌をお帽子に入れて運び、 おうちの中までわざわざ持ってきてからむーしゃむーしゃしている。 自分のおうちの中での食事は、さぞやゆっくり出来るのであろう。 その瞳には涙すら浮かんでいた。 入り口を木の枝型のブロックでしっかりと閉じたおうちの中では、 先ほどのれいむ&まりさ夫婦(と言うには幼すぎるが)が愛をささやき合っているのが聞こえる。 「れいみゅ・・・おちびちゃんのための、べっどしゃんもつくろうにぇ。」 「ゆぅ~ん、きがはやいよぉ。さきに、ごはんしゃんをあつめてにぇ。」 「まりしゃは、かりのめいじんさんにゃんだよ!ゆっくちまかせちぇにぇ!」 狩りなどした事があったとは驚きだが、早くも子作りする気満々らしい。 やはり、自分のおうちを持つと言うのは、ゆっくりにとって、おとなの証なのかもしれない。 「ゆっくちすべりゅよ!『ころころころっ!』ゆっくちー!」 「おーびのーび!ゆわぁぁ・・・おしょらとんでるみちゃーい・・・」 中央の広場には、長方形のブロック数個で組み上げた滑り台らしきものまで完成し、 数匹の元気な赤ゆっくり達が、キャッキャと遊んでいた。 滑り台の一番上は、ブロック数段分の高さであり、 その上でのーびのーびすれば、遥かかなた、部屋の隅々まで見渡せるのであろう。 数匹の赤ゆっくり達が、のーびのーびしながら口を半開きにして景色を眺めていた。 赤ゆっくり達はみんな、目をキラキラ輝かせ、表情は幸せーそのもの。 それは、玩具を与えた私自身ですら、胸の奥に暖かいものがこみ上げてくるほどゆっくりした姿だった。 少し値の張る玩具だとは思っていたが、買ってあげて、本当に良かったと思う。 ふむ。時間も夕方、そろそろ私も部屋に入っていい頃だろう。 ガラッ! 「おーい、お前達!随分がんばったなー!」 「ゆ!?おにーしゃん!ゆっくちしちぇっちぇにぇっ!!」×20 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「・・・さて。」 がっしゃーん!! 「ゆ・・・・ゆぴゃぁぁあああああああ!?」 と、言うわけで、赤まりさが壁にブロックを立てかけて作ったおうちを、 さっそく蹴り壊してやった。 「ゆぴゃぁぁあああん!!どうしちぇそんなことしゅるにょぉぉおおお!?」 「ゆぴぃいいい!?ゆっくちさせちぇぇぇええ!」 さらに、広場の中心に作ってあった滑り台も、 赤ゆっくり達が怪我しないように床に下ろしてあげてから、 念入りに分解してやる。 「はーい。お片づけお片づけ。」 パカッ!ペリッ!ガシャガシャ・・・ 「ゆぴぇぇえええ!?しゅべりだいしゃんがぁぁああ!?」 ありすの都会派で解放感抜群のお部屋も、インテリア一個一個を拾い上げ、無慈悲に回収してあげる。 「ありしゅのとかいはなそふぁしゃん、てーぶるしゃんがぁぁああ!?」 「てか、工夫が足りんな。並べてるだけだし。」 「ゆぁぁ・・ときゃいはな・・・こーでぃねーと・・・ゆぇぇん。」 とんがり帽子そっくりなテント型のおうちでは、制作者の赤まりさが、 中に入って渾身のぷくーをしていた。 「ゆっくちどっかいっちぇにぇ!ぷっきゅー!!」 別に迫力などかけらも感じないが、このまま壊してしまうと中の赤まりさも怪我してしまう。 こんな時は・・・ 「あったあった、これこれ。」 私の手に握られたのは、『ゆっくり工作ブロックセット』に同梱されている、 『ゆっくり確保用トング・赤ゆっくり用』。 「ゆぁーん、つかまにゃいでぇぇ・・・おしょらとんでるみちゃ」 「そーい!」 がしゃーん! 「ゆんやぁぁああああ!!まりしゃのゆっくちしたおうちがぁぁあああ!!!」 新婚のまりさ&れいむのおうちも、同様に2匹を引きずり出して、 目の前で徹底的に蹴り壊してあげる。 「ゆぁぁぁああん!!まりしゃとれいみゅの、あいのすがぁぁああ!!」 「このおうちで、おちびちゃんをうむっちぇ、やくそくしちゃのにぃぃ!!」 「ふーむ。この2匹、明日去勢しとくか。」 ・・・・・・破壊、破壊、破壊。 こうして赤ゆっくり達が作り上げたゆっくりプレイスは、完成した5分後には、 この世界から永遠に消え去ったのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ゆっくり工作ブロックセット・注意書き』 ゆっくり達が作った工作物は、飼い主の皆さんにとっても大変魅力的なものでしょう。 でも、それらの工作物は、なるべく完成させたその日のうちにブッ壊してあげて下さい。 ゆっくりは、『自分で作った自分だけのモノ』を手に入れてしまうと、 非常に強い独占欲と独立心を持つようになってしまいます。 ・・・飼いゆっくりとしては、少し扱いにくくなってしまうんですね。 だから、変に愛着を持たないうちに、バラバラにブッ壊してあげちゃって下さい。 きっと、物を作る喜び、作った物の儚さ、ついでに飼い主さんとの力関係などを、 しっかりと学んでくれることでしょう。 ちなみに、目の前で思い切りよくバラバラに壊してあげると、なお効果的です。 ※解体作業は気分爽快ですが、1日1回までにしておきましょう。 あまり繰り返し過ぎるとトラウマになって、ブロックで遊んでくれなくなっちゃいますよ。 【製造元:ゆっくり加工所】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「片づけ完了!じゃ、また明日な!!」 「ゆ・・・ゆんやぁぁあああん!!」×20 そんなわけで、泣かせるのは悪いと思わなくもないが、 あいつらはあくまでも飼いゆっくりなのだ。 私は工作セットの説明書にある注意書きに従い、しっかりお片づけしてあげると、 部屋の隅っこに廃材置き場のようにブロックを寄せて、部屋の電気を消した。 うん、気分爽快。 「ぐしゅ・・・ゆっくちつくりゅよ・・・」 「ゆぅぅ・・もっとがんじょうなおうちしゃん、つくろうにぇ・・・」 「ゆっくちぃ、ゆっくちぃ・・ゆぇぇん・・・」 泣きながらもめげてはいないようだ。 うん、やっぱりゆっくりは可愛いと思う。 そして10分も経った頃部屋の前を通ると、 カチャカチャとブロックを動かす音が、夕日に赤く染まる部屋の中から聞こえてきていた。 そしてさらに30分後には、真っ暗な部屋の中で、 キャッキャとはしゃぎながら工作を続ける声が聞こえてくる。 どうやらあの玩具、相当気に入ってもらえたようだ。 ・・・・・・明日もしっかり片づけてあげないとな。 挿絵 byゆんあき 挿絵 by儚いあき 餡小話掲載作品 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ ふたば系ゆっくりいじめ 873 ゆっくり向けの節分 ふたば系ゆっくりいじめ 924 みんな大好きゆレンタイン ふたば系ゆっくりいじめ 934 暇つぶし ふたば系ゆっくりいじめ 943 軽いイタズラ ふたば系ゆっくりいじめ 1016 お誕生日おめでとう! 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 冬-2. ふたば系ゆっくりいじめ 910 寒い日もゆっくりしようね 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりできるね! れいむ このぶろっくさんであそんでみたいよ -- 2021-04-10 15 48 40 いや、このお姉さんは影狼じゃないのか…? -- 2016-05-11 16 09 49 どうしてホモが湧いてるんですかねぇ……(歓喜) -- 2014-01-21 13 55 44 これはたまらん たまらん -- 2014-01-13 23 05 14 これはいいwwwww -- 2013-09-09 13 58 18 おねにーさんはかわいいね!ゆっくりできるよ! -- 2013-07-29 20 44 16 多分この人はロリコン(ショタコンも?)なんだろうなぁとか思ったり -- 2013-06-17 14 59 23 ↓ホモは帰って、どうぞ(迫真) -- 2012-06-01 22 56 27 この飼い主獣派ね!レイプしてぇ・・・ -- 2012-05-05 23 12 06 まるで俺の幼稚園の頃みたいだな -- 2012-03-09 19 40 47 このおねえさんはちぇんのしんかけいっなんだねーわかるよー -- 2011-10-08 21 47 21 ヒャッハアアァァーーーーー!!!!! ごみはお方付けだああぁぁーーー! -- 2011-09-15 19 42 06 名作だwww -- 2011-02-06 07 20 21 がちゃーん、と壊す所に吹いたw これは、おもしれー!www -- 2010-12-08 13 53 41 つうか飼い主さんは俺っ娘なんですねw -- 2010-12-01 07 53 59 飼い主とこいつらをまとめて殺したいな -- 2010-11-29 02 55 13 かわえええええええええ赤ゆかわえええええ かわいすぎていじめ殺してええええええええええええ -- 2010-11-28 21 02 01 すばらしい -- 2010-08-23 16 58 44 あーー かわいいわぁ こいつら いいわぁ -- 2010-08-06 20 12 50 これは面白いけど・・・ どうやら私には赤ゆはどう頑張っても飼えない事が解った 絶対諸共にぶっ潰す揺ぎ無い自信があるw -- 2010-07-30 00 32 58
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ゆっくりクラブ 12KB 虐待-普通 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 変態 希少種 都会 現代 独自設定 あんまり虐待してないです ・この話には愛でられるゆっくりが多数出ます、嫌いな方は読まないほうがいいかも ・基本的に出てくるのは胴付きゆっくりばかりです。話し方も漢字を遣うので違和感を感じる方を読まないほうがいいかも ・これを書いたのはHENTAIあきです!一番重要なのでご注意ください ・毎度のことですが作者に都合の良い独自設定があります ・某ゲームのパロディした部分があります ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! 心がピュアな者しか入店することが出来ないというゆっくりクラブ。 そこには可愛らしい胴付きゆっくりが従業員として働いており、疲れた体と心を癒してくれるという。 ゆっくりと一緒にお喋りをしたり、食事をしたり、運が良ければ個人的な付き合いもできるようになる。 一部の紳士だけに配布される入店の証であるゆっくりカード。憎たらしいでいぶが笑顔を浮かべているが、 この程度で怒るようでは入店などできない。店の中には少々プライドの高いゆっくりもいるのだ。 多少生意気な言動もあるので、でいぶごときに腹を立てているようでは入店など出来ない。 そんな店に今新たな紳士が入店することになる。 「いらっしゃいませ。ようこそゆっくりクラブへ!」 笑顔で挨拶をする妙艶な美女。自称齢2X(にじゅうちょめちょめ)とは思えないほどの美しさだ。 もちろんゆっくりではなく、この店を経営しているミスアラサワと呼ばれる謎の人物だ。 「本日も可愛らしいゆっくりと楽しい一時を過ごしてくださいね。」 そう言われて初入店となる青年を店の中へと案内する。 「あの、初めてなんですがどんなゆっくりがいるんですか?」 「そうですね、ほぼすべてのゆっくりがいますよ。れいむやまりさといった基本種の他にも、 希少種のゆうかやうどんげ、それに珍しいまちょりーやゆるさなえなんてのもいますけど。」 ここゆっくりクラブには世間では珍しい胴付きがいるだけでなく、希少種と呼ばれるゆっくりの胴付きもいる。 そのため多くのゆっくり愛好家やHENTAIお兄さんが入店を希望するが、店独自の基準があり中々許可は出ない。 「じゃあれいむをお願いできますか。」 「わかりました、ではここでお待ちください。すぐにれいむちゃんが来ますから。」 そうしてしばらく待っていると、腋がよく見える巫女服を着たれいむが青年の席へとやってきた。 「お客様いらっしゃいませ!今夜はゆっくりしていってね!」 サービスであるソフトドリンクを持ってれいむは青年の横に座ると、楽しそうに喋りだす。 「お客様はどうしてここに来たの?ゆっくりが好きならやっぱりお家でゆっくりを飼ってるの?」 「家ではゆっくりは飼えないんだよ。ゆっくりが好きで悩んでいたけど、昨日このゆっくりカードが届いたから来たんだ。」 そう言って世間話を続けていると、れいむが青年にある提案をした。 「お客様お腹は減らない?今なられいむが特別料理を作るよ!」 そういってれいむは店のメニューを青年に差し出す。ここでは従業員であるゆっくりが料理や飲み物を進めてくる。 大抵はありきたりな物だが、中には従業員手作り料理やここでしか食べられない料理もある。 「これは何だい?『れいむの手作りおにぎり』ってあるけど?」 「それはれいむがお客様の目の前で好きな具を入れておにぎりを握るの。」 れいむの説明を聞いてもただのおにぎりではないかと思う青年だが、値段もそこまで高くないので頼んでみることにした。 注文をするとウェイターでもあるまちょりーがご飯と具材を持ってくる。 「とりあえず梅干しでお願いできるかな。」 「梅干しだね、ゆっくり作るよ!」 そういってれいむは小さな手にご飯を握り真中に梅干しを乗せると、その上からまたご飯を乗せて形を整えた。 そしてある程度の形が出来ると、おにぎりを腋に押し付けてまた少しづつおにぎりを作っていく。 「はいどうぞ!れいむの特製おにぎりだよ!」 唖然とする青年にれいむは笑顔でおにぎりを手渡す。これがこのゆっくりクラブれいむ名物の『れいむの腋にぎり』だ。 ある時ゆーtubeで胴付きれいむがこのようにおにぎりを作っているのが話題となり、似たような商品が大量に出回った。 だが実際に腋で握っているのは人間であり、それに気づいた購入者がショック死したという都市伝説が生まれたため、 商品は回収されてしまい新商品が販売されることはなかった。 だがここゆっくりクラブでは目の前でれいむが握っているため、そういった心配はなく今では名物となりこのために 店にやってくる者もいるのだ。 「どうしたの?もしかして食べたくない?」 「いや食べるよ!?いただきます!?」 涙目のうえ悲しそうな声でれいむが言ってくるため、青年は覚悟を決めておにぎりにかじりつく。 「美味すぎる!?」 「そうでしょ!れいむのおにぎりはすごく美味しいんだよ!」 「うっめ!マジでうめえ!れいむちゃんこんどはおかかでお願い!」 味に魅了されてしまった青年はあっという間におにぎりを食べると、おかわりをれいむに頼む。 れいむのおにぎりを堪能した青年は満足して家に帰って行った。ここに新たな常連客で生まれることになった。 れいむがおにぎりを握っている時、隣の席では胴付きまりさが常連のお兄さんからプレゼントを貰っていた。 「本当にまりさにこれをくれるの!?」 「もちろんだ。前にまりさちゃんがこの本を欲しいって言ってたから、わざわざ買ってきたんだ。」 お兄さんが渡したのはまりさが尊敬する作家ゆっくり魅魔がデビューする前に書いた同人誌『あたしゃここにいるよ』だ。 離れ離れになった魅魔とまりさが、長い旅の末に再開するという感動物語でプレミアが付いており中々手に入れることが出来ないものだ。 「お兄さんありがとうなんだぜ!まりさ大事にするよ!」 「いやー、まりさちゃんにお兄さんって呼ばれるなんて俺は嬉しいよ。」 基本的にこのお店に来る者は皆お客様と呼ばれる。しかしある程度仲が良くなると、お兄さんと呼ばれるようになる。 ただ店に通い続けるだけでは多くのお客の一人だが、こうしてプレゼントをしたり一緒に食事を続けなければ従業員から 覚えてもらえるようにはならない。 「お兄さん、まりさはお兄さんにお礼がしたいよ!」 「そうだな、じゃあまりさの手作りデザートを注文しようかな。」 そう言ってお兄さんはデザート盛り合わせを注文する。席に持ってこられたのは様々なゆっくりであった。 「ゆ?ここはどこなの?」 「なんだかぴかぴかしてゆっくりできないんだぜ。」 「どこだかわからないよー!」 「むきゅ、このけんじゃにもわからないものがあるなんて・・・。」 自分たちがどのような目にあうなど分からずに、おろおろするゆっくり達。 「それじゃあいくんだぜ!まずはねーじねーじするんだぜ!」 「ゆぎゃあああああああああああ!」 「「「うわああああああああ!れいむうううううううううううう!」」」 そう言って一番近くにいたれいむを摘まみあげると、その体がちぎれない程度にねじり始めるまりさ。 苦痛を与えて甘みを増すだけでなく、皮が柔らかくなり食べやすくなるゆっくりの料理法だ。 「ぴこぴこさんをちぎっておめめに突っ込めば、れいむの海老の生け作り風の出来上がりなんだぜ!」 「さすがまりさちゃんだね、こんなに美味しいあまあまが出来るのはまりさちゃんぐらいだよ。」 美味そうに痙攣するれいむを口に放り込むと、お兄さんはまりさを褒める。 褒められて嬉しがるまりさは、こんどは震えているありすを掴む。 「はなしなさい、このいなかもの!」 「次はお兄さんが大好きなありすの極上すっきり死を作るよ!」 まりさがありすの体を揺すり、すっきりーしそうになるとやめるということを繰り返す。 ありすのぺにぺには膨れ上がり、今にも破裂しそうになるまでそれは続けられた。 「もうすっきりさせてえええええええ!」 「出来たんだぜお兄さん。はい、いつもみたいに食べてね。」 お兄さんがありすを受け取るとそのぺにぺにを口に加え、まりさはおもいっきりありすの体を揺すった。 「すっきりいいいいいいいいいいいいい!」 「うーん、この口からこぼれそうになるぐらい出てくるカスタードはいつ食べても美味いな!」 中身をすべて出しつくしてしわしわになったありすを皿に戻すと、お兄さんは満足した声をあげる。 すっきり出来ないむらむらで中身が甘くなり、寸止めされており抑制の利かなくなったありすのぺにぺにからは 中身がすべて出てしまう。手間がかかるがその分満足できる一品だ。 「まだまだたくさんあるんだぜ!こんどは何が食べたい、お兄さん?」 皿に載せられたゆっくり達は自分たちが食われることを理解し、体を震わせることしか出来なくなっていた。 ここは従業員がお客に呼ばれるまでいる待機部屋だ。ほとんどの従業員はお客に呼ばれて店にいるが、一匹だけ待機している者がいる。 「のうかりんちゃん、いつものお客さまよ。何だか今日は随分とそわそわしてるわ。」 声をかけられて慌ててお飾りである麦わら帽子をかぶるのうかりん。あまり人気がないため、 ほぼ一人のお客以外には呼ばれないのでこの店では不人気のゆっくりだ。 「いらっしゃいっぺお兄さん。いつもおらを呼んでくれてありがたいだぁ。」 そう挨拶をする相手は今年ゆっくりクラブに入店することが許可された若い男だ。 田舎から上京して大学に通う彼には、のうかりんの雰囲気と言葉はどこか故郷を思い出させてくれるため いつものうかりんばかりを指名している。 「こんばんわのうかりん、とりあえずいつものお漬物が食べたいな。」 「お兄さんも好きだなぁ、おらのお漬物を頼むのはお兄さんぐらいだっぺ。」 そう言いながらものうかりんは嬉しそうに自分で漬けたゆっくり漬けを用意する。 中々味は良いのだがのうかりんを指名しなければ注文できないため、あまり注文されることはない。 店の従業員の中にはお客に勧める者もいるのだが、いまいち注文はされない。 「やっぱりのうかりんのお漬物は美味しいな。お袋の味っていうのかな、本当に美味しいよ。」 「て、てれるっぺ!そんなに褒めたって何にもでないだぁ。」 赤くなるのうかりんを男は幸せそうに見つめる。しばらくお喋りを続けていると、男は真剣な顔でのうかりんを見る。 「実はねのうかりん、今日は大切な話があるんだよ。」 「何だっぺ一体?もしかしてもうおらに飽きちゃっただか!」 顔を青くしてお兄さんにすがりつくのうかりん。ここで男に飽きられてしまえば、もうのうかりんを指名するものはいない。 そうなれば役に立たないゆっくりとされて店を辞めさせられ、HENTAIお兄さんを相手にするいかがわしい店に売られてしまう。 「飽きるなんてとんでもない!俺はのうかりんが大好きだ!」 立ち上がり大きな声をあげてしまい、店中の注目を浴びてしまう男。恥ずかしそうに席に座ると咳払いをしてのうかりんに視線を合わす。 「俺はね、本当にのうかりんが好きなんだよ。だけどここに来なきゃのうかりんに会えないのが嫌なんだよ。」 そう言うと男はのうかりんに輝く金バッジを手渡す。 「お兄さん、これってもしかするっと・・・。」 「俺と一緒に暮らしてくれないかのうかりん?」 この店でゆっくりがいなくなるのは二つの理由がある。一つはのうかりんが心配した店を辞めさせられることだ。 そしてもう一つは常連となったお客の飼いゆっくりとなることだ。 だが常連なら誰でも飼いゆっくりとして従業員を買うことは出来ない。あくまで本人も了承して、店側が認めたときだけだ。 「駄目かな?」 「駄目なはずないっぺ!おらぁ、嬉しくて涙が止まらないだぁ・・・。」 嬉し泣きをするのうかりんの側に、経営者であるミスアラサワが近付く。 「おめでとうのうかりん。そしてお客様、どうかのうかりんを幸せにしてあげてくださいね。」 店にいるすべての人間、ゆっくりが立ち上がり男とのうかりんに拍手と祝福の言葉を送る。 「のうかりんおめでとう!」 「幸せになるんだぜ兄ちゃん!」 「飼いゆっくりなるなんて妬ましい・・・。でもおめでとう。」 「ぱるすぃにもいつか白馬の王子様が来るんだぜ!」 「「「ゆっくりしあわせになってね!!!」」」 そう言って男とのうかりんを抱えると大きく胴上げをし始める。嬉しそうなのうかりんの顔は実に綺麗であったという。 おまけ こちらグリフォン、ゆっくりランドに潜入した。 「聞こえるかグリフォン?」 「聞こえているぞ鬼意、この世の天国であるゆっくりランドに潜入することに成功した。」 「いくら招待されないからってまさか不法侵入するとはな・・・。」 「失礼なことを言うんじゃない。俺はちゃんと段ボールで正装してこの店に入った。」 「いや、立派な不法侵入だよ。それでめぼしいゆっくりは見つかったか。」 「よく分からないな。なんだか店中の者がお祝いをしていて愛しいゆっくりが見つからない。」 「さっさと見つかって捕まればいいんだぜ!そうしたらもう変なことはされないんだぜ!」 「馬鹿まりさ!大きな声で話すんじゃない!」 「むきゅ!今変な声がしたわ!」 「まずい見つかった。うわあああああああああああああああああ!」 「どうしたグリフォン!返事をしろ!グリフォオオオオオオオオオオオン!」 その後HENTAIお兄さんはまちょりーに見つかってしまい、その鍛え抜かれた筋肉から繰り出される 肉弾幕によってぼろぼろにされてゴミ捨て場の放置されている所を、無線で連絡していた友人に助け出された。 これに懲りたと思ったが、まちょりーというのもありだなとまた新たな属性を手に入れることになった。 後書き 前回ゆっくりの寿命であまり改行すると読みづらいという意見もあったので、今回は改行をあまりせずに書いてみました。 以前の書き方と比べてどちらが読みやすいですかね?誤字脱字は自分でなんとかなりますが、読みやすさは人それぞれですから。 こんなSS書いたけど、作者はドリームクラブはやったことないんだ・・・。でもアイマスの小鳥さんは好きだよ! 一部メニューで参考にしてしまった鼻毛スパンキンあきさん、お説教されたいあきさんすいません。 やっぱりHENTAIは書きやすいですね、餡コンペの方もいい加減考えないと。 餡サイクロペディアに自分の名前が出ることを夢見るHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 1つ、宜しいでしょうか? ゆっくりを飼っていない彼が、金バッジだけを持っているのはどういうことでしょう? すみません。細かい事が気になる、僕の悪い癖です。 -- 2018-03-28 17 46 50 素直に感想を言うと………………まちょりーが私欲しいです -- 2016-04-05 09 41 15 胴付きフランが現実で欲しいぜ。 -- 2015-09-23 09 28 26 げらげら!(うどんげがほしい!) -- 2013-01-03 21 55 03 まちょりー強いなwww -- 2012-07-17 21 57 13 胴付きちるのに会いに行きてぇ -- 2012-06-25 19 08 14 だから最後がwwwwwwwwwwww -- 2011-12-17 12 46 10 独自の条件って何なんだー! -- 2010-12-23 22 40 15 胴なしでもげすでもいい、わがまま言わないからゆっくりがほしい -- 2010-12-11 00 55 15 誰か俺に胴付きゆっくりの愛の手を!! -- 2010-12-06 00 51 29 小鳥さんとは…わかってらっしゃる -- 2010-07-01 00 23 31 ちきしょう。羨ましい、妬ましい。胴付きゆっくりが欲しいよう。 -- 2010-06-30 02 48 27